ディスレクシア（読字障害）の人たちは必ずしも、自分たちが読んでいるものについて、頭の中で絵を描いたり、新しい研究や本についてのレポートを書いたりすることが好きではありません。ディスレクシアの子どもたちの読解力をチェックするには、口頭で質問するほうが効果的です。

以下は、本を読んでいる子どもたちのためのチェックリストです。その答えから、彼らの理解力が明らかになるはずです。質問をいくつか選んで、子どもに聞いてみましょう。

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１．その物語の主人公は誰ですか？

２．あなたや、あなたの知り合いに似た登場人物はいますか？
どうしてそう思うのですか？

３．物語のなかで一番好きな登場人物を説明してください。
どうして一番好きなのかも教えてください。

４．その物語はいつ起こっていますか？
またどこで起こっていると思いますか？
どうしてそう思うのですか？

５．最も面白い／怖い／楽しいのはどんな部分ですか？

６．物語に何か問題はありますか？
もしあるなら、どうやって問題は解決しますか？
あなたなら、どうやって解決しますか？

７．友だちや家族にその本を楽しんだ人はいますか？
楽しめたとしたら、どうしてですか？
逆に楽しめなかったとしたら、それはなぜですか？

８．その本に別のタイトルをつけるとしたら、何か思いつきますか？
それは何ですか？

９．その本の結末を変えるとしたら、どうしますか？

１０．この本はいい映画になると思いますか？　その理由は？

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子どもが本を読んでいるときは、常にこのチェックリストを手元においておき、そして誰かに子どもたちが言ったことについて記録させましょう。

本を読んだ後に、子どもにとって楽しくない体験があると、子どもたちはだんだん本を読まなくなります。いつでもこうした質問をすることは、子どもたちにとって楽しい体験ではありません。質問をするだけでなく、あなたの読書に情熱をシェアし、読む喜びを育みましょう。

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