【言葉の障害を使ってできた物語「ねぶそくの牧師さん」】
大人にも子どもにも人気の作家ロアルド・ダール。
異色短編小説家だった彼は、自分に子どもが生まれたことをきっかけに児童向けの小説を書くようになりました。
「チョコレート工場の秘密」が大ベストセラーになり、「魔女がいっぱい」でウィットブレッド賞児童文学部門受賞した彼が、逆さことばを使って書いた本が「ねぶそくの牧師さん」です。
子どもの頃、ディスレクシアに悩まされていた牧師さんは、ところどころで重要なことばを逆さまに言ってしまうことから(たとえば“god 神”を“dog 犬”など)、教会に集まる人を驚かせたりします・・・。
原書のほうが、本作品の本来の魅力が感じられるかもしれませんが、翻訳書も翻訳者のユーモアが生かされていて素晴らしい作品に仕上がっています。
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