ディスレクシアの人から見た効果的だったことと、役に立たなかったこと
今回は、ディスレクシアの視点からの効果的なTIPSをご紹介します。
役に立たなかったことも記述されているので、とても役に立ちます。
(すべての人に効果的であるかは不明ですと、本人は書いています。)
■ 効果的な方法
1 音声を使って、論理的にスペルや読み方を教えてもらうこと。
2 テストでは、読むため、書くために長めに時間をもらう。
3 暗所が苦手であることを認識したこと。
4 順番やリストを覚えるために語呂合わせを用いる。
5 言葉によって指示された場合、その相手に言葉で内容を繰り返す。
6 騒音の中では集中できないため、
仕事(勉強)をするときは静かな環境が不可欠。
7 周りの人に邪魔されないので、教室の一番前の席に座る。
8 コンピュータを使う。
*書くよりもタイピングのほうが簡単。
*スペルチェック、グラマーチェック機能がついている。
*電話と格闘するよりも、メールを使える。
*ゲームは、手と目の調整などを改善したり、
タイピングスキルを教えてくれる。
9 困難にも負けずに達成することに対する励まし。
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■効果のなかった方法
1 親や先生から叱ったり、笑ったり、バカにされたりしたこと。
先生の中には勘違いして、厳しくした方が
やる気が出ると思っている人がいる。
しかしそれは、私の自尊心を激しく傷つけるだけだった。
2 「見て&言う」という方法で読むこと。
(私の両親は最終的に音声を使用するようになり、
それによって私の読み書き能力は著しく改善した。)
3 特別学級での授業。
私は知的障害を持つ子どもたちとはまったく別の方法で、
教えてもらうことを希望した。
4 丸暗記による学習。
私は自分が理解したことしか覚えられない。
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