携帯できる会話補助装置-トークアシスト
今週は、発達障害(知的障害・学習障害・自閉症・注意欠陥多動障害など)、運動障害(脳性麻痺・神経難病・脳卒中後遺症など)、聴覚障害、失語症、気管切開や発音機能障害による失声などのコミュニケーション障害のある方に対して大きな効果が期待できるというPDA『トークアシスト』をご紹介します。
見た目もかわいい、このポケットサイズの端末は、本年度の“ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー 2003”を受賞したアイデア商品です。カラーのイラストと文字で単語を表現した大きめのタッチパネルを押すと、音声が出る仕組みになっています。それには「くるま」「でんしゃ」「こんにちは」「せんせい」といったものが含まれており、「おはよう」+「せんせい」と押せば、そのまま「おはよう、せんせい」と音声が流れるようになっています。
この端末の優れたところは、使用者の状況(障害のレベルや回復状況など)に応じて、 コミュニケーション機能を3種類から選択することができることです。そのため、シンボルがカラーと白黒選べるようになっており、それぞれ300種類ほどあります。自由に文章を作成して音声出力させることも可能です。また
「タイマー」「スケジュール」「自己紹介」などの機能も搭載しています。
相談窓口もあり、レンタルも行われているようですので、お気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。明電ソフトウェア株式会社の商品です。
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