学習障害児たちが通える広域通信制高校
今週は、北海道にあるLD児たちのための広域通信制高校をご紹介します。
「星槎国際高等学校」の活動をサポートしている東京学芸大学の山口薫名誉教授は「学齢期を過ぎたLD等の子どもたちの後期中等教育の場はほとんどありません。この学校にはLD等の生徒の素晴らしい後期中等教育のモデルとなり、さらにやがては大学まで発展していってほしい」とそのHPに寄せています。
「槎」とは「いかだ=(舟)」のこと。長さの違いこそあれ、全国から集う生徒たち一人ひとりの小さな力=いかだ1本1本が一緒になれば、大きな船になります。その船に乗って「星(希望)」を目指して進んでいこうという意味が「星槎」には込められているそうです。
星槎高校の教育理念は、興味のあることをとことんやってみる。実生活や実体験と関連づけることで、興味を引き出し、それを学習につなげようというものです。
広域通信制では、地方にある学習センターで週2日のスクーリング、そして年間1週間程度の集中スクーリングを本校で行います。この他には、通信制過程、単位制、コース制が設定されており、生徒のスタイルに応じて選べるようになっています。また、独立支援システムもあり、本当に充実したプログラムが提供されています。
HPの掲示板への卒業生からの書き込みからも、この学校の暖かさも伝わってきます。星槎高校のような学校が、増えていくことを望まずにはいられません。ぜひ、HPだけでものぞいてみてください。
ぜひご覧になってみてください。
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