生涯発達援助システム〜アスペ・エルデの会
今週は発達障害の子供たちの社会的自立支援に取り組んでいる特定非営利活動法人NPO「アスペ・エルデの会」をご紹介しましょう。
「アスペ・エルデの会」のアスペ・エルデの名前の由来は、アスペルガー症候群のアスペからとった「アスペ」と、学習障害(LD)からとった「エルデ」です。研究者主体の研究プロジェクトとして始まったこの会は、今年の春に、NPOとして設立されました。
この会は「発達障害児・者」とその家族、関係者及び地域社会に対して、適切な療育、正しい知識の啓発、幸せな社会生活の場の提供に関する事業を行い、「発達障害児・者」の成長を助け、幸福な人生の創造に貢献することを目的としています。
「アスペ・エルデの会」では、年齢別に分けて、子どもと家族に支援プランを提案、さまざまなプログラムを提供しています。この正会員団体会員向けの支援プランは、次の考えに基づいています。
- 子ども一人一人の個別発達支援プランに基づく支援
- 複数の専門家からなる発達支援チームによる、生涯発達を視野においた支援
- 社会的な自立(可能な限り企業就労)と楽しい生活
- 個別の支援とグループでの支援、社会の中での支援など多種多様な支援形態
このほかにも、企業向け支援プラン、専門家向け支援プランや大学生・専門学校生向けボランティアスクールも行われ、認定資格も授与されるようになっています。
またこの会のHPは、セミナーのお知らせ、伝言板、書籍なども紹介されていて、充実した内容になっています。ぜひ、一度ご覧下さい。
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