小さいときから考えてきたこと-黒柳徹子著
今週は、黒柳徹子著の本「小さいときから考えてきたこと」を紹介します。この本は、週刊誌の連載エッセイを単行本にまとめたもので、笑いあり、涙あり、テーマもさまざま。非常にバラエティに富んだ内容となっています。
その中に、黒柳さんの数にまつわるエピソードが登場します。小学校を1学期で退学になったことは有名な黒柳さんですが、実は数字に大変弱い、計算障害というLDなのです。
「自分が興味のあることは覚えられる。でも、数字が入ったお芝居のせりふは全然覚えられないんです」 と黒柳さんは本の中で記します。
まじめなテーマのはずの学習障害も、爆笑を誘う楽しい話にまとめられています。日頃TVで見かける限り、非常に頭のキレる黒柳さん。どのように学習障害と付き合ってこられたのか、そのヒントがこの本に隠されているかもしれません。
参考資料:
http://www.nbn.ne.jp/~bellnet/pta/essay/tetuko.htm
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