テクノロジーと障害者
今週は、2000年に行われた“テクノロジーと障害者”ロサンゼルス国際会議のレポートサイトをご紹介します。
この会議は、障害者とコンピューター技術に関する会議で、世界最大のイベントです。障害者がスタッフとして積極的に参加していることが奨励されており、障害者、健常者の区別なく議論する雰囲気をつくっています。
このイベントで、新しいマーケットとして注目を浴びていたのが学習障害(LD)の人のためのアシスティブ技術についての分科会です。実際に学習障害者である人が分科会を運営しているため、話す言葉にも説得力があったといわれています。米国では学習障害に対する認識は高く、大学などでも学習障害用の特別な支援カリキュラムをつくることが法律で義務づけられているそうです。日本でも、学習障害の認知度がもっと高まり、ソフト、ハード両面からのサポートが普通に行われる社会になる日も近いかもしれません。ハイテクばかりに注目せず、単純でも適切なツールを利用することに理解を求める主催者側の姿勢に共感します。
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