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読字障害について
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ADD/ADHDの人には羽が生えている

今回は「WingBrain」というプロジェクト/サイトをご紹介しましょう。

このサイトは ADD/ADHD の人たちのプロジェクトのためのもので、ここではADD/ADHDは「WingBrain」と呼ばれています。

「WingBrain」は「ADD/ADHD の恵まれた資質、豊かな発想力を有効に生かせることを広く知ってもらいたい」「ADD/ADHDであるために自信をなくしている人たちに本当の自分の能力を知ってもらいたい」という気持ちから始まったプロジェクトです。そしてその目的を達成するために最も効果的であるのが本の発行であると考えました。ネット上でプロジェクトに参加してくれるADD/ADHDの人たちを募集し、2001年9月に立ち上がったのがこの「WingBrain」なのです。

そしてこのプロジェクトから、昨年10月、最初の本「ひらめきすぎる人々」が発行されました。この本では読んでいるだけで元気になるADHDの利点や可能性、ADHDが陥りがちなトラブルを避ける超実践的な方法などが掲載されています。

「WingBrain」-「羽のある脳」とは、何からイメージされた名前なのでしょうか。ここでは3つの点が挙げられています。まず1つは「自由であること」。ADHDの人の既成の枠にはとらわれない自由な発想のことです。次に「不便なこともある」です。ADHDの人には羽が生えているため、道のない空を進んでいるといいます。そして3つめは「特権階級ではない」。良い面、悪い面も含めて仕様が違うということから「羽がある」という言葉が使われているのです。

このサイトではメンバー紹介のほかに、海外からの情報、掲示板、MLなど幅広い活動が行われています。また、一冊の本を作り上げる達成感を分かち合えるプロジェクト参加者も募集しています。

詳しくはこちらをご覧ください。

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