クマのプーさんはADHD!?
もうすぐクリスマス☆ということで、今回はカナダ医学会雑誌のホリデイ・シーズン特集号の翻訳ページをご紹介しましょう。
少し前に日本で「サザエさん」に関連して、本来のストーリーとは全くかけ離れた部分(家族構成や家の間取り等)に焦点を当てた本が話題になったのを覚えていらっしゃると思います。今回取り上げるのはあの「クマのプーさん」です。
興味深いことに発達障害の専門家が見ると、童話「クマのプーさん」に登場する100エーカーの森の住人たちは、発達上の問題や心理社会的な問題が気づかれることなく未治療で放置されている状態にあるそうです。
プーさんは、注意欠陥多動性障害(ADHD)と強迫性障害(OCD)の可能性が高く、ピグレットは明らかに全般性不安障害。ロバのイーヨーは慢性的な気分変調症であり、ふくろうのオウルは非常に頭がいいが読字障害(ディスレキシア)であると解説しています。
全てジョークとして面白おかしく書かれており、多少軽すぎる感も否めませんが、発達障害を少し違った視点から見るための手段としてお読みいただければと思います。
これは「でら☆子屋」というADHDの研究HPの1ページです。
「クマのプーさん」にみる発達障害入門
読字障害のチェックリストはこちら。
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