警告サイン
LDの疑いがあると思われる行動様式のチェックリストを「未就学幼児」「小学校4年生まで」「5年生から中学生まで」「高校生から大人にかけて」と年齢別にご紹介します。今回は最後の、「高校生から大人にかけて」について。
ある程度年齢のいった子どもやおとなは、自分の学習障害を隠すことを身につけ、他のスキルで障害を補ったり、面倒くさいという態度をとったりすることがあります。しかし、あなたあるいはあなたの子どもに次のサインが見られるようであれば、それがどんな意味をもっているかを学ぶのに遅すぎることはありません。早く手をつければつける程、早く助けを得ることができます。
高校生から大人にかけて
- 1つの書類の中で同じ単語をそれぞれ違う綴りで書く事がよくある
- 読んだり書いたりする仕事は気が進まない
- 試験で、自由回答式の質問(オープン・クエスチョン)に答えるのが苦手である
- 記憶力が乏しい
- あることに使った技術を別のことに適合させて使うことが困難である
- 仕事のペースが遅い
- 抽象的な概念(コンセプト)を理解する事に乏しい
- 詳細に注意が及ばない、あるいは逆に過度に詳細に注目しすぎる
- 情報を誤読することが頻繁にある
参考資料:
http://www.aboutld.org/problem_signs_hs_adults.html
読字障害のチェックリストはこちら。
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