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読字障害について
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この記事は「Coordinated Campaign for Learning Disabilities」のサイトで見つけました。このサイトは学習障害をもつ子供達の両親が子供達の可能性を引き出していくサクセスストーリーについて掲載されています。

才能

カレン・モニアー

「すべての子供には才能がある。子供達の箱を他の人と違った方法でただ開けるだけ」私達は、学習障害や注意障害者がすばらしい能力をもっていることを知っているので彼らが”才能”を持っていると考えています。

彼らが成功するためには、私達のほとんどが想像もできない困難に直面します。そしてその困難に挑戦することによって彼らはとても強い人間になっていくのです。

アレックススミス(13歳)にも、自分の失読症や注意欠陥障害を”才能”だとは考えていないでしょう。しかし私達にとっては、彼は最も才能ある人達の一人です。彼は、学習障害をもつ子供達と同じようにあらゆることと戦っています。それは、彼は高いIQを持っていながら、”ばかである”と感じていたり、他の子にはとても簡単そうに見える読み書きが、どうしてできないのかを感じていたり、小学校では他の子と比べて一生懸命やっているわりには成果が少なかったり、ということです。

彼は3年生のとき、医者の診断を受けました。彼は必要とする助けを得られ、読むことも学ぶようになりました。今彼は、つづりをより書けるようになりました。学校での生活はまだ簡単なものではないですが、彼はうまくいっています。アレックスは、彼のような子供達が早めに学習障害を見つけることがいかに大切であるかを知っていて、この学障害という概念を広めるために何かしようとしています。

彼の2つの強みは、自転車に乗れることと、話すのが得意ということです。6月19日から同月29日、イーグルスコット・プロジェクトとして、アレックスはワシントン州のオリンピアから、オレゴン州のサレム、カリフォルニア州のサクラメント、距離にして約1287kmを自転車で走りました。彼は、それを”気付きのための自転車乗り”と呼んでいます。長い距離に渡って、彼は各州の政治家に会い、また学校などには学習障害の早期発見の大切さを伝えようと本を手渡したりしています。彼の旅についても新聞社、テレビ局、ラジオ局に連絡をとっています。

彼は彼自身の弱い部分と強い部分を知り、強みを生かしているのです。彼はその体格からは想像できないほどの、強い意思をもっています。旅の間、多くの人々に助けられたアレックスは、それと同様に彼のような子供達や大人達に強さを与えたいと考えています。

私達はアレックスのこのプロジェクトに誇りをもっています。そして彼のすばらしい旅を願っています。

”気付きの旅”
アレックスがしたことは、

ワシントン州やカリフォルニア州の政治家に会う
CNNやその他のシアトルなどの地方局でインタビューされる
バンクバーのラジオ番組にインタビューされる
彼の学習障害について、新聞に掲載される
ワシントンをはじめオレゴン、カリフォルニア州の学習障害施設に友達ができる

学習障害の子供達はなんでもできるのです。ありがとう、アレックス!!

読字障害のチェックリストはこちら

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