「学習障害」という言葉を使う場合の注意
学習障害を持った方をサポートするためには、その障害について共通の理解が必要です。その人が学習障害であると定義されることによって、効果的なサポートが可能になるのです。しかし次の点に注意しなければなりません。
- 学習障害(LD)というラベルをその人に貼ることで、ステレオタイプな対応をすることになり、個人の出世のチャンスを妨げてしまうこと。
- その人を「学習障害」という社会的存在としてみなすこと。その人の障害を説明することで、その人自身を説明したと考えてしまうこと。
- 成人になって経験している学習上の問題が、その他のよりポジティブな特徴をしのぐ特徴だと考えてしまうこと。彼ら/彼女らの強みは、その人の弱みよりもはるかに重要です。
- 成功しないことの弁解のために、学習障害の存在を使うこと。
by Seattle-King County Workforce Development Council
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