学習スタイルに合わせた方法
あなたの学習スタイルが分かったら、それに合わせた学習方法を取ることができます。特に学習障害やADDの方にとっては、大きな武器となります。例えばビジュアル系の学習スタイルならば、何かの資料を読むときに、蛍光ペンを使用してみると、頭に入りやすくなります。
以下に各学習スタイル別の具体的な提案があります:
視覚(ビジュアル)系=Visual Learners
- 画像、図表、地図、グラフのような視覚的な道具を使いましょう。
- 話している相手の身振り手振り、顔の表情が見える場所で話を聞きましょう。
- 資料中の重要なポイントを強調するために、色ペンを使いましょう。
- ノートをとるか、レジメをもらうかしましょう。
- 頭にあるアイデアを書き留める前に、それを絵にしたり、プレーンストーミングをしたりしておきましょう。
- 何か話を書いたら、それを図で表しましょう。
- マルチメディア機器を使いましょう。(例えばコンピューター、ビデオおよびOHP)
- 話し声に邪魔される環境を避け、静かな場所で作業をしましょう。
- 図やイラストのある本を読みましょう。
- 暗記をするためには、絵で表すなど、情報を視覚化しましょう。
聴覚学習者
- 仲間内の議論/討論に参加しましょう。
- スピーチやプレゼンテーションを行いましょう。
- ノートをとる代わりにテープレコーダーを使用しましょう。
- テキストを大声で読みましょう。
- 暗記をしやすくするために、調子の良いフレーズを作りましょう。
- 暗記を助けるための記憶術を作りましょう。
- あなたの考えについて口頭で議論しましょう。
- あなたの考えを誰かに書きとってもらいましょう。
- 似た例やストーリーを話すことによって、あなたの考えを説明しましょう。
触覚の/筋運動感覚学習者
- 仕事中に頻繁に休憩を取るようにしましょう。
- 新しいものを理解しようとするときは、動きながらやってみましょう。(例えば、エクササイズ・バイクをこぎながら読む、粘土を型取りながら新しい考えを学ぶ、など)
- 立ちながら仕事をしましょう。
- 仕事や勉強をしている間にはガムを噛みます。
- 読むものは明るい色を使うことで、興味を集中させましょう。
- ポスターで飾るなど、あなたの仕事スペースをうまく演出しましょう。
- 仕事や勉強をするときに好きな音楽を聴きましょう。
- 資料を読むときは、まずざっと読んでだいたいのポイントをつかみ、それからじっくりと細かく読むようにしましょう。
参考サイト
http://www.ldpride.net/learningstyles.MI.htm
読字障害のチェックリストはこちら。
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