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            Vol.674  Nov. 14, 2014
         コミュニケーションはキャッチボール

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   itoh.com News の金曜日です。

   ぬくぬくのお布団にくるまれているのは幸せですが、
   朝になって、そこから抜けるのがつらくなってきましたね。


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  ● 伊藤守の『 長生きしようよ 』  ニューヨークから帰ってきました


    先週の金曜日はボストンでした。
    週末にニューヨークに移動し、今週半ばに帰国しました。


    ボストンでは、マサチューセッツ工科大学(MIT)に行き、
    ペントランド博士に会いました。

    キャンパスを通り抜けて、彼の部屋まで行くあいだに
    いろんな学生とすれ違いました。

    気温が3度くらいなのに、半ズボン、裸足の学生。
    裸足じゃなくても、半ズボンの学生には数人出会いました。

    総じて、MITの学生は歩くのが早く、
    みんなスタスタ歩いていました。

    広いキャンパスなので、なかなか目的地にたどり着かなくて
    何人かに聞きました。

    「メディアラボはどこですか?」

    「知らない」

    そのくらい広いのか、それとも、他に関心がないのか、、、。

    校舎の中には、ガラス張りの教室やラボがあり、
    そこで作っているものが見えたり、
    学生が何かに取り組んでいるのが見えたりします。
    その様子が目に入るだけで、インスパイアされます。

    何かが起こりそう、というワクワクした感じですね。
    そういう場が、そこにはあるわけです。

    ペントランド博士は、
    人と人との関わりの不思議を見つけようとしている人です。

    天体望遠鏡が宇宙を解明したり、顕微鏡が細菌やウイルスを見つけたように、
    ソシオメーターというウェアラブルデバイスを使うなどして、
    人と人との関わりについて研究しています。

    人と人との関わりはほんとうに難しいのですが、
    ソシオメーターは、それを少しは解明するかもしれません。

    彼は、「 社会物理学 」という言葉を世に出した人でもあります。

    人との人との関わりは、心理学でも社会学でもなく、物理学なのです。
    トンカチで殴ったら痛い、という世界ですね。


    ボストンキャリアフォーラムも、面白かったです。
    そこには、来年、再来年に大学を卒業して就職する
    日本人の大学3年生や4年生がたくさん参加しています。
    20歳や21歳でも、充分コーチとしての可能性を感じる人たちがいました。

    経験や年齢だけじゃないのね。

    知らないあいだに40、50じゃないとコーチは無理だと思っていたけど、
    21歳の青年が、60代の経営者をコーチする会社になるのもいいですね。

    コーチは、もしかしたら年齢がいっちゃったらダメなのかもね。
    考え方を変えようっと。


    日本を留守にしたこの一週間、
    ジンちゃんを犬のホテルに預けていました。

    ジンは、体重が少しオーバーしていたようで、
    迎えに行ったら、

    「少し減らしておきました」

    と言われました。
    この間に、200グラム減っていました。

    それから、これまではムラ食いが多かったのに、
    ご飯の時間になるとすごく喜んで、一気に食べていました。

    家人曰く、

    「集団生活すると、違うわね」

    ジンちゃん、集団生活をしていたんだね。
    僕も集団生活をしていたら、31年経っちゃったんだ。
    結婚は、集団生活って言わないのかな?


    帰国したら、やけにいそがしくて、
    時差に浸っている暇がない。

    それでも、講演の最中に、何回か脳が「ホワイトアウト」した。

    「あれ、何をしゃべっているんだろう?」

    「次に何を言うんだっけ?」

    一瞬、へんな間ができるんだけど、
    言いたいことは一つだけで、
    逆に、それがよく見えちゃった感じ。

    要するに、

    「視点を変える」

    それをやっているということ。

    コペルニクスターンから、ナラティブターンですね。



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  今週のitoh.com   ・*・*・ 今週更新のコンテンツ ・*・*・

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    ● [ エディターズ・ルーム ] 11月14日更新!
         http://sv01.ezines.jp/url/a9647c48df69ffc7025893c37795af395cc6ce1a

     今週のお題は『 お土産 』。

     お土産というのは、悩ましいものです。
     あげるほうも、もらうほうも、楽しくて、難しい。

     喜びそうなものを探すのはたいへんですが、
     見つけたときは、達成感があるし、とてもうれしい。

     一方、もらう側にしてみると、
     もらえないのはつまらないけど、
     好みでないものをもらったときに、
     捨てたり、人にあげたりはしにくいものです。

     だから食べ物のお土産が安全なのでしょうが、
     食べ物を選ぶときも、喜んでくれそうなものを選びたいですね。

     何も考えずに自動的にお土産を買ってしまうのは、
     ちょっとつまらない行為だと思います。


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   [ itoh.com こぼれ話 ]


   先週ここに、ソフトバンクホークスの
   秋山元監督のファンであったことを書いたら、
   「わたしも昔からファンだった!」という返信を
   数名の読者の方からいただきました。

   地味な印象で、ボソボソしゃべるし、
   ファンになった当時は、この人のファンはわたしくらいでは?
   なんて思っていたんですよね。

   この人のよさがわかるのはわたしだけ!
   と思い込むのは世の常でしょうか。

   ボストンは紅葉がきれいでしたが、
   北の丸公園もだいぶ木々が色づいています。



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