itoh.com　コミュニケーションはキャッチボール

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　　　　　　　　　　　　　　itoh.com News

　　　　　　　　　　　　Vol.646　　　Apr. 18, 2014
　　　　　　　　　コミュニケーションはキャッチボール

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　　　itoh.com News の金曜日です。

　　　今日の東京は曇り空です。
　　　週末のお天気はどうでしょう。


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　　●　伊藤守の『長生きしようよ』　　　　　　 ハワイの風に吹かれて


　　　　Social Phisics という本の中に、
　　　　スティーブ・ジョブズの言葉があります。

　　　　「クリエイティビティとは、
　　　　　いろんなものをつなげる（connecting things）だけのことだ」


　　　　　???????

　　　　　クリエイティブな人たちに、どうやったのかを聞くと、
　　　　　彼らは、ちょっとした罪悪感を感じるものだ。

　　　　　なぜなら、実際には、自分がやったわけではなく、何かを見ただけなのだ。
　　　　　表に出てしまえば、誰でも『こんなの当たり前だ』と思うものなのだ。

　　　　　では、なぜ彼らにはできたのか。

　　　　　自分の経験を、新しいものと『つなげ（connect）』、
　　　　　『組み合わせる（synthesize）』ことができたからだ。」

　　　　　常に一貫してクリエイティブな人とは、

　　　　　「探究する者　（探検家、調査者、explorers）」

　　　　　だ。

　　　　　彼らは膨大な時間を、新しい人に会ったり、
　　　　　新しいアイデアを探し出したりすることに費やす。

　　　　　ただし、彼らは、
　　　　　最高の人や、最高のアイデア　を見つけ出そうとはしていない。

　　　　　それよりも、違う視点や違うアイデアをもった人々を探しているのだ。

　　　　　この、継続的に新しいアイデアを探すことと同時に、
　　　　　これらの探究者（explorer）」がやっている興味深いことが、もう一つある。

　　　　　彼らは、発見したすべてのアイデアを、
　　　　　会う人、会う人、みんなにぶつけてみることで、
　　　　　それらのアイデアの中から、最高のものだけをふるいにかけていくのだ。

　　　　　彼らが会うのは、「いろんな違う類の人」　だ。

　　　　　イノベーティブなアイデアを収穫するときは、
　　　　　視点や経験の多様性　（diversity of viewpoint and experience）
　　　　　が、成功のファクターとなる。

　　　　　***

　　　　　Alex Pentland　“Social Physics”
　　　　　Copyright 2014 by Alex Pentland
　　　　　The Penguin Press
　　　　　（pp.25  2. Exploration）

　　　　　???????


　　　　いろんなものを見たり聞いたりする機会を、
　　　　どのようにつくることができるかについて、いろいろ思いました。

　　　　それはやっぱり、いろんな人、とくに share する人と関わることかなって。
　　　　そういう人たちは、会った人に何か share したいって思っていますから、
　　　　いろんな情報を教えてくれたり、何かのチケットをくれたり、
　　　　本を送ってくれたり、逆立ちマシーンをプレゼントしてくれたりする。

　　　　もちろん、僕もせっせと share する。

　　　　それから、いろんな場所へ出かけて行く。
　　　　コンサートでも、講演会でも、なんでもかんでも。

　　　　そして、いつでもキョロキョロしている。
　　　　そうすると、人のもっている珍しいものに目がいったりする。


　　　　わたしたちはやっぱり、人を通して、
　　　　見たことのないものや聞いたことのないことに、触れていると思います。

　　　　つまり「関わり」がもてないと、視界は狭くなりますね。

　　　　それからね、目的をもっていること、
　　　　または課題があること、
　　　　または、問題を抱えていることも、

　　　　大事ですね。

　　　　そうすると、それらを紐解くヒントを探しますからね。
　　　　漠然と見ているようで、実はピンとくることがあります。

　　　　そのときは、そうは思わなくても、
　　　　後になって、思いつくこともあるわけです。


　　　　こうしてみると、エグゼクティブコーチングで何をコーチするか、
　　　　よく見えてきます。


　　　　くれぐれも、

　　　　「もっと多くの人に会うように」

　　　　とか

　　　　「自分の考えを、もっと人にぶつけて」

　　　　とか言わないようにね。



　　　　話はぜんぜん違うのですが、
　　　　エジソンが「ハロー」という言葉を発明することで、
　　　　アメリカ人のコミュニケーションは加速度化しました。

　　　　何か、そういうものを発明したい。

　　　　年齢、職業、性別、そういうものを超えて、
　　　　人と話すことが楽しいって思えるようななにか、、、。

　　　　そういう可能性が開かれるものは、ないのでしょうかね。

　　　　たとえば、たまごっちかな？

　　　　今なら、「 Let it go, let it go 」ですかね


　　　　ハワイの風に吹かれ、
　　　　ＯＢとザックリを連発し、
　　　　力みのとれないショットに悩みながら、、、。



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　　今週のitoh.com　　　・*・*・　今週更新のコンテンツ　・*・*・

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　　　　● [ エディターズ・ルーム ]

　　　　今週はお休みです。


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　　　[ itoh.com こぼれ話 ］

　　　伊藤から、

　　　「炭焼き小屋のオヤジみたいって言われるんだけど、どう？」

　　　と聞かれて、笑ってしまいました。
　　　たしかに真っ黒。

　　　どうも、ハワイの風に吹かれると焦げるらしい。


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