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itoh.com NEWS バックナンバー 2013年

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              itoh.com News

            Vol.622 Oct. 4, 2013
         コミュニケーションはキャッチボール

    http://itoh.com/

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   itoh.com News の金曜日です。

   今日の東京は、雨のちらつく曇り空です。
   雨が降るたびに、秋が深まっていきます。


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  ● 伊藤守の『長生きしようよ』    思い違いをする上司たち


    英語版エコノミスト(The Economist)に、
    上司は部下との絆を、実際よりも高く見積もる傾向がある
    という研究結果についての記事が載っていました。

    たとえば、

    自分が退職するときに、
    社員がスタンディング・オベーションで見送ってくれた。
    おまけに涙を流している人もいた。

    そう懐かしそうに話す元社長。

    でも、あとで社員に聞いたところ、
    彼は、社員に相当嫌われていたそうな。

    自分と部下との絆を、上司たちは過大評価する傾向があるそうです。
    そこにあるのは、絆ではなく、どうも同盟関係らしいのです。

    たとえば、アメリカと日本の関係。

    日本は、アメリカが大好きなわけではありません。
    アメリカの軍事力に頼っているのです。

    ブッシュが大統領だったとき、当時の日本の首相に向かって、
    日本はアメリカにとって「サージャント」だと言ったそうです。

    軍曹かよ、、、。
    でも、二等兵じゃなくてよかった。

    まあ、言ってみれば、アメリカは日本の上司ですから、
    逆らったらたいへんだ。

    ペリーは、通商条約を結べと、日本に脅しの手紙を送って来ました。
    その手紙には「白旗」がついていたそうです。

    もし条約を結ばないときはドンパチやるぞ。
    最後はその白旗を上げるように。

    そういう意味だったそうです。


    それで、英語版エコノミストによると、
    上司が部下にジョークを話すとき、
    部下の笑いが本物の笑いなのか、はたまた作り笑いなのか、
    それを見分ける能力を失ってはいけないと。

    作り笑いをされているときに、ウケているなんて思ったら、
    もうアウトなんですね。

    つまり、上司は、本来人間に備わった能力が失われないように、
    注意していなければならないのです。

    ある意味「パラノイア」だけが生き残れるわけです。

    先週末、またまた『 ゴッドファーザー 』を観たのですが、
    マイケルがゴッドファーザーになると、
    まったくそう(パラノイア)なっていくわけで、

    コッポ監督、なかなか深いです。


    いまですね、
    『 サリンジャー 生涯91年の真実 』という本を読んでいます。

    彼が、第二次世界大戦中、
    D-デイ、ノルマンディー上陸作戦にいたことを知りませんでした。

    2010年に91歳で亡くなるまで、45年間姿を隠していましたが、
    それでも、彼は、アメリカに影響し続けたと思います。



    さて、もうすぐ誕生日です。
    伊藤家の人たちが山形から出て来ています。

    夕べは父の話がいろいろ出て、

    「そういえば、お父さんはしみじみ言っていました」

    と家人。

    「なになに」

    「俺はハゲにならないでよかったなーって」

    「そういうこと、気にしている人でしたよね」

    「たしかに、、、」


    いつだったか父に

    「ずいぶん白髪が増えちゃったよ」

    と言ったら、

    「いいじゃないか、髪の毛があるんだから」

    「はあ」

    「ハゲには、白髪も生えないからな」

    「たしかに」



    最近は、朝晩、ちょっと涼しくて、
    夏には逆戻りしないんだなー。



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    参考: Who's behind me?, The Economist, June 8th 2013, pp59 



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  今週のitoh.com   ・*・*・  今週更新のコンテンツ ・*・*・

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    ● [ エディターズ・ルーム ] 10月4日更新!
         http://itoh.com/editor/

     今週のお題は『 虹 』。

     虹という字は、「虫」と「工」という字でできています。

     昔の人は、虹というのは虫がつくったものと思っていたから
     と聞いていましたが、どうも違うようです。
     
     「虫」(=へび)+「工」(=つらぬく)。
     にじを、空にかかる大蛇に見たててできた文字。
     (岩波書店『 広辞苑 』)

     ですって。


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   [ itoh.com こぼれ話 ]

   先週は「こぼれない話」が、代筆してくれました。
   ありがたや。

   でも、「こぼれない話」って、、、。

   なぜそう思うのかわかりませんが、
   たしかに「こぼれない」って感じの人物です。
   
   きっとわかっていただけると思うので、お見せしたい。

   またそのうち登場してもらいます。

   
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