itoh.com　コミュニケーションはキャッチボール

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　　　　　　　　　　　　　　itoh.com News

　　　　　　　　　　　　Vol.449　　　Mar. 5, 2010
　　　　　　　　　コミュニケーションはキャッチボール

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　　　itoh.com News の金曜日がやってきました。

　　　今日の東京はいいお天気です。
　　　暖かくなったり、寒くなったり、
　　　お天気がめまぐるしく変化しますが、
　　　春が確実に近づいているのを感じます。


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　　●　伊藤守の『長生きしようよ』　　 ごきげんでいること


　　　　どうやったら、今日一日ごきげんでいられるか、ずっと考えています。
　　　　それだけでも、けっこう、ごきげんでいられるんですけどね。


　　　　昨日、お友だちが私にききました。

　　　　「鉛筆を３０本持っている人が、自分の目の前で、
　　　　その３０本の鉛筆を全部落として、床にばらまいてしまったら、
　　　　何本拾ってあげる？」

　　　　「１０本ぐらいかな」

　　　　すると、お友だち。

　　　　「あのね、お金をもったり、ちょっとえらくなったりすればするほど、
　　　　鉛筆を拾ってあげる数が少ないんだよ」

　　　　「どうして」

　　　　「どうも、そういう人たちは、
　　　　『落としたのは、君の責任でしょう』という意識が強いらしいんだ。
　　　　だから、手伝うけど、いっぱい拾ったりしないんだって」

　　　　「ふむ」

　　　　「だけど、お金もあんまりなくて、えらくもない人は、
　　　　いっぱい拾ってあげるんだって」

　　　　「ふむ」

　　　　「それでね、いっぱい拾ってあげて、
　　　　自分の思いやりを示したり、いろいろサポートしたりするんだけど、
　　　　どうもその方が、人は幸せらしいんだよ」

　　　　「そうか」

　　　　「『おやおや、たいへんですね』なんて言いながら、
　　　　鉛筆を拾い、世間話をしつつ、そこで、いい関係になったりしてね。

　　　　ところが、ちょっとお金があったり、えらかったりすると、
　　　　『それは、君の責任でしょう』なんていうところで、
　　　　自ら孤立しちゃうようなところがあって、
　　　　それは、あまり幸せじゃないんだよ。
　　　　これ、最近の論文なんだ」
　
　　　　言うまでもありませんが、
　　　　孤立したら、ごきげんなんかじゃいられません。

　　　　だからといって、人におもねるのもいやだしね。


　　　　それからね、会社という仕組みの中で関係を築けても、
　　　　そこを一度抜け出して、一人の「人」として、
　　　　まわりの人と関係を築くのは、なかなか難しい。

　　　　だからといって、そこに居座って
　　　　そこでの関係に、あぐらをかくのもいやだしね。


　　　　もちろん、仕事は仕事として楽しみたい。
　　　　そして、そこでの関わりも楽しみたい。
　　　　それ以外の関わりもつくって、楽しみたい。
　　　　それに、ひとりでいることも楽しみたい。


　　　　こうしてみると、
　　　　ごきげんでいるのも、なかなか難しい。

　　　　とりあえず、ごきげんを極めるために、
　　　　ＮＰＯ法人をたちあげて、そして、
　　　　アカデミックに、ごきげんを追求してみましょうか？

　　　　どうでしょう？

　

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　　今週のitoh.com　　　・*・*・　今週更新のコンテンツ　・*・*・

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　　● [ エディターズ・ルーム ]　３月５日更新！
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　　　今週のお題は『 おつまみ 』。

　　　ふだん何気なくつかっている言葉ですが、
　　　「おつまみ」って、なかなかいい表現ですね。

　　　ちょっとつまむもの。

　　　あなたが、つまみたいものは？


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　　　[ itoh.com こぼれ話 ］

　　　今週火曜日に、メディアトレーニングを受けました。
　　　トレーニングでは、テレビや新聞、雑誌などの
　　　インタビューの受け答えの練習をします。

　　　模擬インタビューの様子をビデオ撮影し、
　　　それを自分で観て、フィードバックをもらって、
　　　もう一度、インタビューを受ける。

　　　伊藤がトレーニングを受けるのは初めてのことでしたが、
　　　受け答えが非常にうまく、講師の方も驚いていました。
　　
　　　それでも自分のインタビューの様子を、
　　　自分で確認する機会はなかなかないものです。
　　　そういう意味でも、やはり、トレーニングを受けることには、
　　　価値があると感じた時間でした。

　　　メディアトレーニングの様子はこちらから。
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