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itoh.com NEWS バックナンバー 2009年

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              itoh.com News

            Vol.417    Jul. 10, 2009
         コミュニケーションはキャッチボール

      http://www.itoh.com/

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   今年の梅雨は、とても「梅雨らしい梅雨」だと思いませんか?

   晴れても、なんとなくすっきりせず、
   雨もざーっと降るわけではなく、
   なんとなくシトシトと、降ったり、止んだり。

   早く、太平洋高気圧が梅雨前線を押し上げてくれないかなあと思う、
   今日この頃です。   


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  ● 伊藤守の『 長生きしようよ 』  社内勉強会


    私の会社では、月に一度、外部から講師を招いて、
    社内勉強会を開催しています。

    7月の勉強会の講師は、
    『 名画の言い分 』という本を書かれた木村泰司さん。

    彼曰く、絵は感性だけで観てもわからないものがある。

    たとえば、中世の絵はその代表で、
    その時代背景や、宗教的背景を知らなければ、
    絵だけ観ていても、ちんぷんかんぷんなものがあると。

    なぜ、当時の肖像画は横を向いているのか、
    それなのになぜ、同じ時代にイギリスで描かれた肖像画は、
    正面を向いてもよかったのか、など。

    それから、花の絵にとまっている蛾にはいったいどういう意味があるか。
    また、かたつむりは、なぜ描かれたのか、とか。

    木村さんのの話を聴いてから美術館に行ったら、
    本当に楽しいだろうなー、と思いました。

    講演後、食事をしながらのお話は、もっとおもしろかったです。

    木村先生とまわる、メトロポリタン美術館、ルーブル美術館。
    なんだか、いいですね。


    そもそも、この社内勉強会を始めようと思ったきっかけは
    池谷裕二先生の『 進化しすぎた脳 』という本でした。

    ニューヨークに行く飛行機の中で、
    息子と二人でこの本を読み、
    書かれていることについて、二人でずっと話しているうちに、
    「直接、この先生に会いたいね」ということになり、
    池谷先生にお願いして、会社で勉強会を開くことにしたのでした。

    本を書いた人や、専門性のある研究をしている人、
    また、ある分野で大きな活躍されている人たちから
    直接お話を聞く機会があると、知識欲はどんどん膨らんでいきます。

    「生きた人」を間近にして、
    その声を聞いたり、表情を目にしたりすると刺激を受けます。
    たとえば、ある言葉を言うときに、目が大きくなったり、眉毛が動いたりする。

    そのたびにお話に引き込まれます。

    社内勉強会には、息子も一緒に参加します。
    講演の最中に、話を聴いている息子にときどき目をやると、
    息子は、生き生きとした表情で話を聴いている。
    それもまた楽しいのです。


    お勉強、楽しいです。
    本を書くのはつらいです。

    特に脈絡はないのですが、
    本と、、、つらい。



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  今週のitoh.com   ・*・*・ 今週更新のコンテンツ ・*・*・

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  ● [ MAGAZINES & PAPERS ] 7月6日更新!
   http://itoh.com/magazines/s_qa.html

    2006年4月から1年間にわたり、繊研新聞に連載された『コーチングQ&A』。

    ・・・「最近、ビジネスの現場で『コーチング』という言葉を
      よく耳にしますが、コーチングとはいったいどういうものなのですか?」

     ・・・「いま、ビジネスの現場で『コーチング』が
      注目されているのはなぜですか。」

    こういったコーチングに関する50の質問に伊藤が回答しています。
    今週から、5週間にわたって10の質問を毎週アップします。

    どうぞお楽しみに!


  ● [ エディターズ・ルーム ] 7月10日更新!
   http://www.itoh.com/editor/

    今週のお題は『 ビーチ 』。

    梅雨が明けたら、夏休み!
    あなたの今年の夏休みのご予定は?

    夏休みという響きって、なんだか特別ですよね。
    子どもの頃のような長い夏休みは、いまは夢のまた夢ですが、
    「夏休み」と口にするだけで、こころが躍るような気がします。


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   [ itoh.com こぼれ話 ]

   今日は、会社の年齢に関する本の打合せがありました。

   今日の原稿は、編集者さんと話しながら、書いたもの。
   最後のひと言は、打合せの最中に出てきたものです。

   でも、編集者さんも、つらいだろうと思うのでありました、、、。


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