itoh.com NEWS バックナンバー 2006年
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Vol.281 Oct. 20, 2006
コミュニケーションはキャッチボール
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● 伊藤守の『長生きしようよ』 メディテーション
30歳でメディテーションの先生に出会い、
それ以来、ずいぶん本気になったり、怠けたり、
思い出したように始めたり。
どっちにしても、座って目を閉じると、
だいたい、いい感じです。
特に悟ったり、雑念が消えたりすることもありません。
不思議な現象も何もありません。
ずいぶん前ですが、先生に聞いたんです。
「他の人は、色が見えたり、
からだの中を稲妻が走ったりするそうですが、
僕はまったく何もありません。
結構長く、まじめにメディテーションをやっているのですが」
先生は言いました。
「それで、お前の仕事や人生はどうなんだ」
「はい、おかげさまで、順調です」
「他に何が必要なんだ?」
「え?」
「仕事や人生がうまくいっている以上の奇跡なんてないんだ」
それで、頭を一発ぶたれた。
あるとき、こんなことも言われました。
「お前に修行は向かないから」
「はあ」
「メディテーションは、私が代わりにやっておいてあげる」
「ありがとうございます」
それで、また頭を一発ぶたれた。
代わりにやっておいてもらえるものかどうかはわかりませんが、
そう言ってもらえるのはありがたい。
怠けているときも、自己嫌悪はない。
だって、代わりにやっておいてもらっているわけですから。
なんて、ラッキーなんだろうと思います。
自分のこと、ラッキーと思えるのは、なかなかいいです。
自分に能力があると思っている方が、
ないと思っているよりも、高いパフォーマンスを発揮するそうです。
同じように、自分のことをラッキーって思えるのも、
同じように、ハイパフォーマンスを発揮すると思います。
私の場合、ラッキーだって思わなくてもいいんです。
まわりの人がそう思わせてくれる。
自分のことラッキーって思えるようにしてもらえて、
本当にラッキーだ。
ラッキー、ラッキー、大ラッキー。
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● [ エディターズ・ルーム ] 10月20日更新!
http://www.itoh.com/edit/index.html
今週のお題は「おっとり? せっかち?」。
私はおっとりだろうか、せっかちだろうかとまわりに聞いたら、
「トイレが早いから、せっかちですよ」と言われました。
確かにわたしはトイレが早い。
すると別の人が、「それにはやっぱりスキルも必要だと思う」と。
ふむ。せっかちなのか、スキルが高いのかわからなくなりました。
(itoh.com エディター)
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