itoh.com NEWS バックナンバー 2006年
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Vol.269 Jul. 28, 2006
コミュニケーションはキャッチボール
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● 伊藤守の『長生きしようよ』 言い出しかねて その2
この間、会社の人と話していたんです。
その人とは、いつも話していたのだけれど、
その日は、いつも話すときよりも、
もう少し踏み込んでみました。
いろいろ話しているうちに、思いました。
なんて、正直で、素直な人なんだろうと。
毎日顔を合わせていると、
なんだか全部わかったような気になります。
ときに「人について知るのは、
なかなか骨の折れることだから、またにしておこう」
とか、思ったりするわけです。
それでも、もう少し踏み込んでみると、
自分が思っていたのとは違う人が、そこにいるわけです。
あたり前のことですが、
その人は、当然、私の思っているような人ではないわけです。
そんなことはわかっているのです。
でも、本当のところは、わかっていない。
人との関係においては、一歩踏み込まないと、
自分の思い込みを超えて人と関わることは
できないのかもしれません。
それでも、やっぱり、
人との関わりに一歩踏み込むのは、
怖いことなんですけどね。
私は、その人と話していて、
久しぶりに、静かな興奮を覚えました
「人と関わっている」という実感がありました。
それは、やはりとても素敵な体験です。
一度その感覚を思い出すと、その体験は連鎖します。
その人と関わりのある人を思い、人の縁を感じました
そういうこと、忘れていますからね。
ところで、この間、息子は終業式を迎えて、
先生がクラスの前で、
息子がニューヨークに行くことを発表しました。
そのときは、特に何事もなく終わったのですが、
仲のいいA君が後から息子に寄って来て、
「伊藤、いままでありがとうね」って言うんだそうです。
「何言ってんだよ、俺の方こそありがとう」って息子。
そういう会話があったんだそうです。
そうだね、、、。
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● [ エディターズ・ルーム ] 7月28日更新!
http://www.itoh.com/edit/index.html
今週のお題は「ゲーム」。
テレビでは、しょっちゅう新しいゲームソフトの
コマーシャルを目にします。
ゲームというと、つい遊ぶ側の視点で考えてしまいますが、
ゲームをつくるという視点に立ってみると、
楽しくエキサイティングで、
かなり知的な作業だろうなあと思うのです。
一番大切なのはどんな能力でしょうか。
やはりストーリーが描けることが大事なのかな。
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