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itoh.com NEWS バックナンバー 2006年

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            Vol.258   May 12, 2006
         コミュニケーションはキャッチボール

        http://www.itoh.com/

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  ● 伊藤守の『長生きしようよ』     水の話


   今日は、お昼の勉強会で、水の話を聞きました。

   興味深いのは、日本は間接的に水を輸入しているという話。
   virtual required water(仮想投入水量)というのだそうですが、
   要するに、輸入している小麦やとうもろこし、牛肉などは、
   その重さの千倍も、二千倍も水を必要としていて、
   もし日本で、輸入している食物の全部を育てるとなると、
   今、日本で消費している水の倍以上が必要になり、
   完全に水不足になるというものでした。

   日本は、乾いている。
   地球は、乾いている。
 
   ところで、人間も乾いている

   人間は、水がないと生き延びることができません。


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   食物なしでも数か月間耐え抜いたという話はよく聞くが、
   水なしでは数日間が限界であろう。

   Dr.バットマンゲリーニの著書を読むと、
   非常に多くの症状の手当てに水が使えることがわかる。

   そうなると、どうしてこの水の利用が無視されてきたのか
   不思議に思うかもしれない。
   これはひとつには、ほとんどの人が
   多かれ少なかれ水分不足だからである。
   渇きに対する感受性は、成人期の早い時期から少しずつ低下していく。
   つまり、ほとんどの人は少しずつ水分不足になっていく。

   身体の水分低下はゆっくりと進行し、
   若々しいプラムはしわの多いプラムへと変わっていく。
 
   水分不足の進行に伴い、
   身体は貴重なH2O分子を保存するために行動を起こす。
   最初の防御ラインはヒスタミン放出である。
   これにより細胞膜に達する水分流量が増加する。
   水分不足が進むにつれ、ヒスタミン放出も増加する。
   水分不足がさらに悪化すると、次の防御ラインが作動する。
   バソプレシン、レニン、アンジオテンシンなどの
   ホルモンが関与するラインである。
   これらのホルモンは身体に水分を停留させる働きをする。
   だがその代償として血管収縮が起こるので、
   高血圧が引き起こされることになる。
   したがって適切な水分摂取は
   高血圧の効果的な「治療薬」となることが多い。

   Dr.バットマンゲリーニは、
   「十分な検査でも所見がないまま、
   慢性の痛みをかかえている患者はすべて水分不足を疑うべきだ」
   と述べている。

                『最先端のアンチ・エイジング医学』より、

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   やっぱり、なんですね。
   地球レベルで起こっていることは、
   人間ひとりひとりの中でも起こっているんでしょうかね。

   ちなみに、ビールはいくら飲んでも
   水分の補給にならないらしいですよ。
   朝から水を飲まないで、夕方のビールに備えるなんて、
   すごく危ないわけですね。

   ちなみに、体重の3~5%ぐらいの量の水を、
   毎日飲む必要があるのだそうです。
   つまり体重が60キロの人は、2~3リットルということです。

   水についての情報は、ごきげん125のサイトで見てください。
   http://kenko.org/anti_age/water.html



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  ● [ エディターズ・ルーム ] 5月12日更新!
    http://www.itoh.com/edit/index.html

   今週のお題は「電車」。

   あなたは通勤電車に乗っているとき、何をしていますか?
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