Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2017年10月13日(金) 「野球」

野球といえばのびたが好きなスポーツ。子供のころはアパート前の広場で、ともだちに誘われてよくやっていました。ゴムボールとプラスチックバットの簡単なやつです。意外と当たっていたと思います。野球の上達の邪魔をしたのは、ウルトラマン。この貴重な夕方の時間をウルトラマンのために捧げ始め、おともだちが遊びにきても断って見ていた。そして、しばらくするとガンダム。見ながら何度涙したことか。その結果、野球のスキルのほうは、大人になって涙すること多数。でも、普段勝たないチームが勝っても涙しない程度に年を重ねました。(T)

文化部のくせに何を血迷ったのか、部内で草野球大会をすることになった。中学3年生の時である。修学旅行でバスガイドに本気で惚れるという単細胞極まる同学年のMくんと私による発案だ。野球とは全く無縁の中学1年生から高校3年生が夢の島の草野球場に集う。当時は阪神タイガースの「亀新フィーバー」真っ盛り。亀山君は、下着のランニングシャツの背中に「KAMEYAMA 00」とマジックで大きく書き、気合十分だ。発案者のMくんと私が敵味方に分かれ、高校生の先輩が言うものだから同じくらいの力量だろうからと、互いに先発ピッチャーを務めることとなった。1回表。先発の私は快刀乱麻。三者連続三振でその野茂英雄ぶりを中学1年生相手に見せつけ天狗の鼻を大いに伸ばす。ベンチでふんぞり返り、迎えた2回表。高校生バッターを迎えると先ほどの強気は何処へやら、繊細なガラスのハートの持ち主は連続四球に適時打。一死も取れずに2回0/3、自責点6で降板となってしまった。私の先発は「あいつらにピッチャーをやらせれば、おれらは面白いように打てる」という先輩の策略だったのであろう。見るのは緊張感ある投手戦がいいが、やるのは乱打戦の方が面白いので、理解はできるのだが。それ以降、私はマウンドに立っていない。(HK)

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