Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2017年6月23日(金) 「ガラパゴス」

一度は行ってみたいと思っていたガラパゴス諸島。ストリートビューで見れるようになったと聞いたことがあった。せっかくなので見ようと思って検索してみて出てきた動画は、あざらしが泳いでいた。しばらく見ていても、あざらしが泳いでいた。よくみたら、ループしていた。どうもこの方法ではガラパゴス諸島をうろうろすることはできないようだ。そもそも、このあざらしくんはガラパゴスのあざらしなのか、ただのあざらしなのか不安になってきた。ガラパゴスに行くという贅沢でなくてもいいので、今年は近くの海に行こうと思う。ガラパゴスのストリートビューは、またいつか時間があるときに探して見よう。家族と。(T)

小さい頃、なぜ沖縄が日本の一部なのか疑問に思ったことがある。陸続きでなく、遠い島でも日本なんだと。そう考えると、ハワイだってテネリフェだって同じ類いかもしれないが、本土から遥か千キロ離れた洋上に浮かぶこの固有種の宝庫には並ならぬ憧れがあった。この島でしか見ることができない、独自の進化を遂げてきた動植物を初めて目の当たりにしたダーウィンはどんな反応をしたのだろうか。帰路で遭難でもしていたら我々は『種の起源』を読むことはなかったのだろうか。ゾウガメの寿命は100年を超えるというが、いずれ万年を超えるのだろうか。島の観光地化によって生態系への影響が懸念されているようだ。島の自然は永年続いて欲しいが、携帯の方はもう少し進化してもらいたい。皆様、良い週末を。(N)

フィリピンのミンダナオ島の情勢が心配である。イスラム教徒であるモロ人によるキリスト教国家フィリピンからの独立運動は、主流派が政府と和解し、反発する過激な一部が分派する。それが繰り返さすごとに先鋭化し、今ではISの非常に強い影響下にある組織が残り、東南アジア・東アジア地域の大きな脅威となりつつある。さて、ガラケーである。iPhone誕生当時、ガラケーは主流派。iPhoneなんて売れるわけないと鉄道忌避説のごとき論が大手を振るっていたが、今や多くの携帯電話はスマートフォンである。私の周囲でガラケーを使っているのは、奥さんにスマートフォン所持を許可されていない恐妻家だけだ。どんどん少なくなっていくガラケー。先鋭化し、過激化するガラケーはないものだろうか(あくまでも平和的に)。スマートフォンがグローバルスタンダードなら、より過激にローカルへ。国ではなく、県独自の携帯電話。例えば広島の携帯電話。着メロは「仁義なき戦い」か「それ行けカープ」。「あののー」と呼びかけ達川光男Siriを立ち上がれば、中国新聞オンラインを読むのである。私が広島県民だったら欲しい。だが、私は埼玉県民。埼玉独自の先鋭化したガラケーと考えたら、何もない。やはり、私はiPhoneがいい。(HK)

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