Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2017年1月13日(金) 「ランニング」

ランナーのメッカ、皇居の近くにオフィスを構える弊社は、定期的にハッジ(巡礼)する輩がいる。小生も例外ではなく、毎週決まったメンバーとともに、暗く、そして寒くなった屋外に飛び出すのだが、オフィス内やエレベーターホールで会う方々の反応が毎回面白い。「おっ!」という驚きの反応をするところまでは一緒でも、雨ニモ風ニモ負ケズ、雪ニモ夏ノ暑サニモ負けない外人フタッフランナーJが通年で半袖半ズボンなのを突っ込まないのはいつも不思議である。薄着で外に出るときは若干の覚悟がいるこの季節にもかかわらず、彼は「これくらいがちょうどいいね」とまんざらでもない様子で言ってみせ、サッカー日本代表のユニフォームを着ている。グローバル化の波は太平洋を越え、丸の内も大手町も越えてやってきたようだ。コースを走り出すと、様々な人間模様が見れて面白い。会社仲間と集団で仲良く走る人、時間を計りながら走る人、瀬戸内の荒波に逆らうかのように逆走する人、沿道でポケモンGOをする人。個人的に、走るときはタイムを測る派だ。時計の針は無慈悲にも右回りに秒を進め、容赦無く須臾さえも刻む。それに打ち勝つべく、自己のコンディションを管理しながら記録の更新に挑戦するところに、走る醍醐味はあると感じる。ところがどっこい、ご近所の永田町からどうリークしたというのか、「平成」はあと2年で自動的に幕を閉じ新たな元号に切り替わるのだという。突如、左回りの時計の針を渡されたようで、これからはまさに「時間との戦い」(Time is “running” out)である。両方向に回る針を追いかけながら、早く私も半袖で外を走りたいと願う蒼天の午後である。皆様、良い週末を。(N)

なぜ走るのか。電車に間に合うため、追ってくるヤンキーから逃れるため、スポーツでボールを追うためなど走るシチュエーションは枚挙にいとまがないが、強く言いたいことはただ一つ。走ることとは目的ではなく手段に過ぎない。それなのに「ランニング」とは走ること自体が目的という、なんたる本末転倒、主客転倒、冠履転倒と批判するのは、ただただ走ることが嫌いだからである。「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」とも付け加えたいが、さきほどAuthaGraph(オーサグラフ)という国の面積を正確に表す地図を見て日本は意外に広いということを知った矢先であるため、口をつぐむしかない。ランニング好きは私の腹を見てこう勧める。「ダイエットになる」と。だが、スタートしてゴールしたら、すぐに目に見えるほどのダイエット効果があるのか。何日も何ヶ月も継続して初めて、ダイエットに効果あるのではないか。そんな先のこと、先の見えない未来しか知らない氷河期世代である我々に見据えられるはずないと世代一般化したところで、同世代でランニング好きは腐るほどいる。ただ嫌いとはいえ、最近は幼稚園でマラソン大会があるという息子に付き合わされて近所の競馬場で走っている。一周1,200メートル。私は短距離派なので適宜途中で休憩を挟みたいのだが、息子の足は止まらず、さすがに幼稚園児に負けるとなると、既にほぼほぼない父親としての威厳が完全崩壊するのではないかと思い、なんとか幼稚園児に食らいつかんと必死である。(HK)

肩こりがひどいので、ランニングをすることにした。昼休みの1時間、たいした距離ではないが、それでも頑張って走った。続けること数日。肩こりが見事に解消された。が、腰あたりに違和感が・・・。肩こりは解消したが、腰痛がひどくなってきた。それでもと続けていたが、ますます腰痛は悪化していく。肩こりをとるか、腰痛をとるかという、究極の選択を迫られた私だが、元来のものぐさな性格もあいまって、肩こりをとることにして、ランニングをやめた。今はかわらず、肩こりに悩まされている。そしてやや腰痛にも・・・。ああ、ほんと、ままならない、この体・・・。(M)

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