Editor's Room

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2016年7月29日(金) 「最近の歌」

最近の曲は、どこからが最近なのだろう。なんとなく、私の思っている「最近」と、若者の思っている「最近」には大きな違いがあることを感じる。比較的新しい(自分の中で)アーティストが「デビュー10周年」とか言ってるのを聞くと、かなりの衝撃を受ける。そういえば昔、親や祖母が「最近の歌は全部同じに聞こえる」と言っていた。まだ、そこまでは行ってないと思うのだが、なんとなく気持ちがわからないでもない。先日、同世代の友人が、曲名とグループ名を間違えて覚えていて、大笑いしたのだが、他人事でもない気がする。なんとなくナツメロのほうが心地よくなってきた。そのうち演歌にも手を出すのだろうか。最近、いろんな意味で自分のことが信用できないので、否定できない(笑)。(M)

最近の歌はよく聞く。小室サウンズだ。小室哲哉がいる限り、私の耳は小室哲哉でいっぱいだ。小室ブームから20年経った。私の中で音楽のアップデートがない以上、小室サウンズは最新であり続けている。ビートルズは音楽に革命を起こした。それから90年代にかけて、様々なジャンルが生まれた。しかし、90年代前半の小室サウンズ以降、新たなジャンルが生まれたのか。私は世に問いたいのである。小室サウンズと最新のヒットチャートの音楽。何が違うというのか。先日高速道路のサービスエリアの売店でTRFのCDを見つけた。しかし、置いてあった場所は懐メロコーナーだった。(HK)

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