Editor's Room

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2016年4月15日(金) 「筋トレ」

ムキムキな筋肉質のマッチョな肉体を手に入れるためには何をすべきか。さほど手に入れたくもないが、あまりにモチモチな澱粉質のブヨブヨな肉体のため、いつかそのうち筋トレを始めようという気合いで満ちている。いつやるか。しかし、筋トレは嫌いだ。筋トレはすぐに成果が出ない。短期的には筋肉痛に苦しむだけである。そして、そもそも筋トレ自体がつまらない。大切な一人の時間。報告書に目を通したり、イノベーティブな何かをプランニングすることなく、寸暇を惜しんでマンガを読んだり、スポーツ観戦したり、スマホをだらだら見たり、昼寝する大切な時間を、マッチョな肉体とトレードオフになってしまうのは耐えがたいことである。だがしかし、たった今私は決意した。今晩から腹筋を始める。ついに眠れる獅子が目覚める瞬間が来るのだ。だが、予定は未定。結局は筋トレをするのを忘れる、ただただ己が惰眠をむさぼる豚にすぎないことを痛感するだけに終わりそうな気がする。(HK)

今や筋トレと言えば、ライ●ップだろう。あのインパクトのあるコマーシャルは、小学生たちの格好のネタである。お風呂上がり、または着替えの最中に、あの曲を歌いながら、回る姿を何度見たことだろうか。「これ、前のほうはわざと姿勢悪くしてるよね」「ちょっと、カッコつけすぎだよね」「かなり風が吹いてるけど」と文句を言いつつも、あの曲が流れると、見ずにはいられないようだ。CMでどれくらいの人が、行ってみようと思うのかは分からないが、インパクトとしては大成功である。昨年、突然思い立って(ひそかにライ●ップの影響を受けているのかもしれないが)、ジムに何年ぶりかに赴いた。自分よりもめまいがするくらい若いスタッフに、いろいろ計測してもらい、トレーニングメニューを組んでもらった。あれから約半年。1回も行けてない。あのCMのように、曲に合わせて回る日はきっと来ないだろう。(M)

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