itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。
2016年1月15日(金) 「バレーボール」
あらゆるスポーツが苦手だが、中でも体育でのバレーボールは苦痛だった。サーブは弱弱しく失速しネットを超えることは稀だ。レシーブは痛いし、コントロールは不能である。ブロックしたボールが顔面を直撃し、さらに超弱小バレー部で見せ場は体育の授業しかないバレー部員が五月蝿い。這々の体で試合が終わったとしても、代償は突き指である。バレーボールは嫌いだ。会社に、本人曰くスカーレット・ヨハンソンの美声のようなかすれた声で、「おい、K」と私を呼び捨てにし、飲みに行ったら「私の酒が飲めねえっつうのかよ。なっさけね」と罵倒する妙齢な女性がいた。彼女はママさんバレーチームに所属しているらしく、絶叫して強烈なスパイクを放ってストレス解消しているのだという。対戦相手に同情しつつも、私のバレーボールへの印象は悪い。漫画やドラマなどで、サラリーマンやOLが昼休みに会社の屋上や公園でバレーボールに興じているシーンがある。楽しげに見えるが、実際にそうしたシーンに混じったことはおろか、見たことすらない。やはりある歌にあるように、ジャパニーズビジネスマンは24時間闘っているらしく、昼休みにバレーボールに興じる暇などないのだろう。今日の昼休み、私はジャパニーズビジネスマンとして、いつものようにバレーボールなんぞに興じることなく、パソコンに向かって、ネットサーフィンでもするか。(HK)
小学校のときにバレーボール部だった。他に選択肢がなかったので仕方なく。大人になって、久しぶりにテレビでバレーボールの試合を見て驚いた。全然ルールが違う!点数の入り方も違うし、ひとりだけ、違うユニフォーム来てる人もいる(リベロ)!私の知ってるバレーボールじゃない!スポーツは、ルールが変わることがたびたびあるのは知っているが、ここまで変わると、別スポーツである。テニスがここまで変わったことがあるだろうか?サッカーもバスケットも少しはあったかもしれないが、こんなに変わったことはないはずだ。野球なんてずっと同じ気がする。ここまで変わるのは、大人の事情というやつだろうか。ルールが変わって久しくなるが、どうも試合を見ても気持ちが盛り上がらない。昭和な人間だと言われても、否定できない。(M)