itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。
2015年2月20日(金) 「車」
子どもを見ていて、男と言うのは、本能的に車が好きなんだということを発見した。誰かに教えられたわけでもないのに、0歳からオモチャの車を手に取り、コロコロと転がして遊ぶ。ショベルカーやブルドーザーなど、こちらかしたら「工事現場の車」としか認識がないような黄色い「はたらくくるま」にも夢中になる。私には見分けのつかない乗用車の違いも、見事に指摘する。車の展示会などでも大はしゃぎである。女の子が自然とお人形遊びを楽しむように、男の子は車(または電車)に夢中になる。現在、我が家には毎週、車の雑誌を買ってくる人がいる(買うあてもないのに)。父は半年悩んで、最近、新車を買って嬉しそうに乗り回している。男の車好きは、大人になっても変わらないらしい。やっぱり脳の構造って男女で違うんだろう。(M)
ドーナツ化現象という流行に取り残された時代遅れの都会人と違い、スプロール現象という時代のビッグウェーブに乗ったが故に、アーバンライフを満喫している。それ故に、車は一度手にしたら、二度と手放せない重要なアイテムである。駅前の店はどんどんマンション化していく中、車がないと、どうやってバイパス沿いに並んだ大型チェーン店に買い物に出掛けられるのだろうか。私は、モータリゼーションという時代の波にも乗ったのである。車がない生活を想像すると恐ろしい。駅から家まで徒歩15分。徒歩5分のところにあるバス停のバスの本数は1日10本もない。徒歩15分は大したことないかもしれないが、すっかり車に慣れてしまったが故に、15分の距離は大変苦痛である。もう車なしでは生活できない。(HK)