Editor's Room

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2015年2月6日(金) 「会議」

秋ヶ瀬橋の下を荒川が流れ、われらの会議も流れる。わたしは思い出す。安堵のあとには悩みが来ると。流れる水のように破れかぶれで用意した資料もまた死んでいく。緊張もまた死んでゆく。待ち時間ばかりが長く、眠気ばかりが大きい。日が去り、月がゆき、過ぎた時も「世界を股に掛けるビジネスパーソン」という妄想も二度とまた帰ってこない。秋ヶ瀬橋の下を荒川が流れる。日も暮れよ、鐘も鳴れ。会議は流れ、仕事は残る。(HK)

「会議」「打ち合わせ」「ミーティング」。うっすら使い分けてきたが、この機会にどう違うのか、自分なりに(初めて)考えてみた。「会議」がなんとなく重々しいのはわかる。背筋を伸ばして緊張して臨まねばならない雰囲気が、字面から出ている。「ミーティング」はもう少しフランクな雰囲気が漂う。仲間的な印象があって、言いたいことが言えるような感じがする。「打ち合わせ」はどうだろう。社内でミーティングと同義で使うケースも多いが、社外の人や営業の人が使うことが多い気がする。たとえば、何かを購入する際に、営業の人と話をして、ものごとを決めていくのが「打ち合わせ」である。この場合、「ミーティング」はあまり使われない。うまく理解して説明できた気がするので、ぜひ、ウィキペディアに採用してもらいたい(図々しい)。(M)

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