Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2014年12月19日(金) 「合コン」

若い同僚がヒソヒソと合コンの打ち合わせをしているので、年長者として説いておきたい。まずは、女性陣が顔を見せた刹那、己が彼女たちの期待を瓦解させていることを強く認識すべきである。無論、己の容姿と内面をすっかりと棚に上げ、男側に収拾できないほどの期待を勝手に膨らませる女が悪いという反論も一理ある。類は友を呼ぶ。適材適所。所詮、己が合コンできる相手など、己と目糞鼻糞なのだ。だが、男は須らくレディーファーストであれ。己のような男が、業務上の付き合いやしがらみ関係ない女性陣と一時を過ごせるのである。女性陣は、出会った矢先に膨らみすぎた期待が瓦解したにもかかわらず、仕方なしに一時時間を共にしていただけるのだ。女性陣の寛大さに感謝し、女性陣からの剥き出しの攻撃性(あからさまにつまらなそうな表情、節々に口から出る皮肉といやみ、罵倒、タバコの煙)を甘受すべきである。己がどんなに薄給で、相手が女性の社会進出の旗手として己より遥かな高給を稼ぎあげていたとしても、感謝の気持ちがあれば、気持ちよく支払いは任せられるべきである。早々に一次会だけで切り上げ、男だけの反省会など論外だ。断られることが必至であろうと、嫌々でも二次会に誘うべきである。男とは闘わねばならぬ時があるのだ。こうして、私は合コンを諦めた。(HK)

合コンに行くたびに、面白い人と出会う友人がいる。詳細を書きたいところだが、プライバシー的に問題になるので、書かないでおく。残念だ。しかし、その内容たるや、抱腹絶倒。なかなか出会えないような人と出会ってくる。確かにユニークで個性的な人はステキだが、あえて合コンの場でそれを!?ということが多く、私の予想をはるかに超える。だが何よりもスゴイと思うのは、そんな合コンを繰り返しながらも、果敢に出かけていき、チャレンジする友人である。折れない、へこたれない、前向き。「次こそは!」という姿勢で臨む友人の逞しさをまぶしく思う。先日、「また来月、合コンがあるから楽しみ」という連絡が来た。そろそろ合コンで会った面白い人の話ではなく、友人の幸せな話が聞きたいところだが。(M)

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