Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2014年11月14日(金) 「お土産」

旅行に行くたびに、大量にお土産を買ってきてくれる友だちがいる。旅行に行く前に「お土産、何がいい?」と必ず聞いてくれるのだが、図々しくなりきれないので、「気を遣わないでね~」とだけ伝える。それがよくないのだろうか。その友だち、夏休みに沖縄に行ってきたのだが、何種類だったか覚えていないほどのお土産を買ってきてくれた。子ども用、私用、家族用のお菓子も別にあった。旅行に行っても、私や子どものことを思い出し、お土産を選んでくれるその気持ちが嬉しい。私からのお土産は家族用の一般的な箱菓子が多かったの、友だちの目にはさぞかしケチに映っているだろう(実際、ケチなんだけど 笑)。年末年始、その友だちも私もそれぞれの田舎に帰省する。なかなかのプレッシャーだ。今回こそ、友だちや友だちの子どもが喜びそうなものを買ってきたいと思う。(M)

社内には常に土産がある。出張した人、旅行した人、帰省した人。ここには強欲さはなく、分配の精神に満ち溢れている。私も稀に土産を持っていくこともあるが、恩恵を享受する立場であることが多い。ただ、土産とは大抵甘い御菓子である。糖分はコカ・コーラで事足りているのだが、一つ貰って、甘いもの付きの家族のために自宅へ持って帰ることもある。きっと家庭内における私の評価はうなぎ登りだろう。たまには役に立つこともなくはない夫。無闇に御菓子をくれる父親。家族に還元できない僅少の小遣いであるが故のケチな行動こそが、夫として、父親としてのギリギリの権威を守っていると信じて。沽券に関わるのである。(HK)

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