Editor's Room

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2014年10月10日(金) 「邦画」

映画館に行くことは減ったが、ケーブルテレビやBSでよく映画を見るようになった。なかでも邦画をよく見る。ハリウッドものに比べて、お金がそれほどかかっていないのにも関わらず、面白い作品が多い(ドラマの続編的なものは除く)。中でも、シリアスなものや時代ものではなく、コメディを好んで見ている。少し前に、史上初の入浴映画「テルマエ・ロマエ」を見た。内容もさることながら、古代ローマ人役の俳優たちの顔の濃さだけで十分に楽しめた。同じ日本人とは思えない濃さである。しかし1点、どうしても納得いかない点があった。それは濃い顔・強面の代表とも言えそうな竹内力(敬称略)が、平たい顔族として登場していたことだ。私のような平たすぎる顔族から言わせてもらうと、彼は絶対にこっちグループには属さない。作品自体はとても面白かったのだが、彼が登場するたびに「絶対、あっちグループだよなー」という思いが抑えられなかった。どうやら続編「テルマエ・ロマエⅡ」でも平たい顔族として登場しているとのこと。11月26日(いい風呂の日)に、のDVDが発売されるようなので、今一度、確認してみたいと思う。(M)

邦画に限らず、映画全般あまり見ない。なぜか。架空の話しは妄想だけで満ち足りているからか。映画さえ見ていれば、深みのある男に慣れたに違いないのに。今年は2本見ている。1本は浦和レッズのドキュメンタリーなので本稿で触れるまでもないが、もう1本は機内で見た「そして父になる」。子供を取り違えた二つの家族の話しである。どんなに意識が低かろうと、父親という立場には間違いないので、親近感のあるテーマである。もし、息子が取り違えられたらと我が身に置き換えてみたものの、息子はこの世に出てきた週間の混乱ので、そそくさと看護師に足の裏にひらがなで名字をマジックで明記されていて、取り違えの可能性が限りなく低いことに安堵した。本来ならここで知性溢れる映画評を書きたいのだが、ここは知能程度に合わせて「すごくよかった」と小学生の読書感想文そのものの感想を書くとする。字数稼ぎにあらすじを書くと、よりダメな子の読書感想文っぽくなるが、幸いなことに本稿に字数の指定はない。(HK)

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