Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2014年9月12日(金) 「敬老の日」

昭和な私は、敬老の日と言えば、9月15日がしっくりくる。いつの間にか(といっても、すでに10年以上経過しているが)、敬老の日が9月第3月曜になっていた。しかし偶然にも今年の敬老の日は9月15日。昭和な人にも平成な人にも、違和感のない日付となっている。敬老の日の贈り物と言えば、カステラが思い浮かぶ。カステラの上に文字が書いてあるアレである。なぜだろう。一説には、やわらかくて食べやすいからとも言われているようだが、本当の理由は調べても分からなかった。とは言え、一度も贈ったことはない。私には高齢の祖母がいる。元気なうちに、ベタなカステラを送ってみよう。まだ間に合うだろうか。(M)

祖父母が亡くなって十数年以上経つせいか、敬老の日に何をしたかあまり覚えていない。孫の笑顔こそが最高の敬老の日のプレゼントと吹聴していそうで怖い。数十年前とはいえ、つい最近まで孫の立場だったと思っているのだが、気づけば、今年も一つ階段を登ってしまい、30代の投了も視野に入ってきた。光陰矢のごとしである。過去を大いに美化すると、明朗快活な好青年とはかくやというほど、未来への希望と自信に満ちあふれ、表情は常に微笑みをたたえ、モデルのような体型をした十数年前から、今では白髪も信じられないほど増えてしまった。体力は衰え、腹は出た。さらに老化は進み、髪の毛が舞い落ちる頃、私も老化を労われる。(HK)

itoh.comトップ > エディターズ・ルーム > 2014年バックナンバー

go Pagetop