Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2014年8月8日(金) 「目からうろこ」

先日、1日中、しゃっくりに悩まされていた日があった。こんなことは初めてだ。朝、机の角に額をぶつけたことと関係あるのだろうか(ないだろう)。止まっても、また何かのタイミングで、しゃっくりが出てくる。痛いわけでもないが、とにかく不快である。そこでネットで「しゃっくりの止め方」を調べてみたところ、一番効果があるという方法を発見してみた。それは「両手の人差し指を、両耳に入れて30秒から1分、キープする」というものだ。「うそだー」と思いながら、やってみたところ、ぴたりと止まった。まさに目からうろこ。感動すらする。それ以来、しゃっくりは止まったままである。しゃっくりが出たら、ぜひ、試してみてください(効果がなかったら、すみません)。(M)

目の中の鱗が落ちるという言葉がある。社会、世間、他者、全てを先入観、固定観念を通して見ているが、この先入観や固定観念というフィルターを鱗に例えているわけではない。例えるとしたら、何重にも重なった鱗を、ガリガリと毎日のように落とさなければならないところだった。本稿の締め切り間際の数分。とても目から鱗が落ちたエピソードを思い出せない。そうか、ついにすべての事柄に精通するようになったのかと、飛行するのにも地に突っかかって邪魔になりそうなほどの長い鼻を持つ天狗と化すほど、私は傲慢ではない。因数分解をきれいさっぱり忘れている事実があるので。そうだ、夏休み期間中、中学1年生の数学のテキストに取り組めばいいのだ。1問ごとに「ヘウレーカ!」と叫んでは、鱗がぼろぼろ目から剥がれ落ちるに違いない。(HK)

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