Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2014年5月30日(金) 「ディズニー」

人を夢の世界へいざなうために、ディズニーランドは実に高度な計算をされつくしており、深く感嘆するものである。夢の国、その印象を来場者に強く持ってもらうためだろう。東京駅の京葉線地下ホームへの長い通路という過酷な現実が用意されている(用意したのはJR東日本だが)。東京駅から京葉線を使わない人は、現実の対比を強調するべく別の過酷な現実を見つけることが、正しいディズニーランドの楽しみ方である。とはいえ、夢の国の中は大行列である。結構辛い現実である。自ら欲してではなく、首に縄を掛けられて連れてこられたら、なおさらである。並んだところで、スプラッシュ・マウンテンなど絶叫マシーンが手ぐすね引いて待っている。夢の国でも冷や汗は出るのである。これでは現実と変わりないではないか。いや、夢とは見るものであり、今起こることはすべて所詮は現実なのだ。(HK)

気がつくと、かれこれ10年以上、ディズニーエリアには足を踏み入れていない。あの徹底したサービス精神は、素晴らしいと思うが、ひとつの乗り物に乗るのに、何時間も並ぶのが、もう耐えられない。乗り物ならまだいい。飲食物持ち込みが禁止されているのに、飲み物すら、すぐ買えない。お腹が空いても、食べ物になかなかありつけない。うっかりチケットを持たずに行ったら、チケットを買うだけで数時間並ぶ。現実から逃避するために、久しぶりに行ってみたいとよく思うけれど、そのたびに行列を思い出して、あっけなく断念している。昨年、アメリカから遊びにきた友だちが、東京ディズニーランドに行って、その完璧さに感動していた。「他のテーマパークも行ってみたが、格が違う」と言っていた。それを聞いて、一瞬、また行ってみようと思ったが、やはり行列を思い出して断念した。いつか、私のこの重い腰は上がるのだろうか・・・。遠いな、ディズニー。(M)

itoh.comトップ > エディターズ・ルーム > 2014年バックナンバー

go Pagetop