itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。
2014年1月24日(金) 「乾燥」
豚足を貪り食ったおかげのハリのあるプルン肌も、すっかりカサカサゴワゴワになってしまった。老化のせいもあろうが、東京砂漠に毎日通っているせいだろうか。身も心もカラカラに乾いてしまっている。心はどうでもいいとして、顔の乾燥が甚だしい。美髭公となる夢を捨てて、平日は毎日髭を剃っているせいもあり、肌は荒れ、さらに乾燥によってカサカサとなり、白い粉が吹く。美男子も台無しと言いたいが、今は汚い中年男なので、相応かもしれないが。唇の端も切れる。このまま裂け目が広がって、口裂けオカマになり、道行く人に「私きれい?」と尋ね続けなければならない人生を送ることとなるのだろうか。とはいえ、乾燥対策は何もしていない。平和主義者で博愛主義者、面倒くさがりであるため、「甘受」を旗印にした無抵抗主義を貫いている。肌はさらに荒れ、老化は進む。(HK)
アメリカに数週間滞在したとき、ものすごい肌の乾燥に襲われた。水道水も合 わなかったのだろう。体の皮がむけてきた。アメリカ人に「アメリカは乾燥ががすごいね~」と(たどたどしい英語で)言ったら、「日本は湿気がすごいからね」と言われた。その日本でも乾燥で悩んでいるくらいなのだから、アメリカの乾きっぷりに耐えられるはずもない。ちょうど帰国だったので、かかりつけの皮膚科に駆け込んだ。そして、そこで受けた診断が「老人性乾皮症」。当時はまだ20代だった私・・・この診断名にショックを受けた。そして処方された薬は「尿素」であった。当時は今よりもさらに無知だったので「尿」素・・・というのも何だか抵抗があった(若かったな)。が、尿素成分がふんだんに入った薬のおかげで、私の「老人性乾皮症」はみるみる良くなっていった。次にアメリカに行ったとき、やはり似たような症状に悩まされたので、ドラッグストアで尿素入りの塗り薬を探すことにした。「尿素」って英語で何というのかも知らずに、塗り薬の成分を見ていると「urine(尿)」という文字が・・・。そのまんまだった・・・。そんなこんなで、それ以来、尿素入りのクリームが手放せない。HKにもぜひ、オススメしたい。(M)