Editor's Room

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2013年11月1日(金) 「リゾート」

観光派である私は、リゾート地に旅行に行く意味がよくわからなかった。「その場所にしかないものを見たい」「ゆっくりするなら、家ですればいい」と思っていた。が、最近、少しその傾向が変わりつつある。とにかくのんびりしたい。家でのんびりするのもいいが、旅先で何もせずにのんびりすることに、大きな魅力を感じる。食事の準備や掃除や洗濯の心配もせず、ただただゴロゴロして過ごす。これ以上の幸せがあるのだろうか。日焼けはしたくないので、きれいな海が目の前に広がっていたとしても泳がない。頑張っても屋内プール止まりである。グアムに行ったときですら、海には一歩も足を踏み入れなかった。なので、リゾート地に行ったら、ただひたすら、部屋でゴロゴロしていたい。もしや、私のリゾート地へのイメージは間違っているのだろうか・・・という不安もよぎるが、来年あたりはぜひ、リゾート地へ旅行して、このゴロゴロを満喫したい。(M)

時は金である。仕事の時は、簡単に消しゴムで消えてしまうこの格言。旅行の時は強く胸に刻まれる。リゾートというと、リゾートホテルでのんびりと過ごすイメージがあるが、もったいなさの極限であり、もったいないお化けが、いつまでも成仏できないのも当然である。リゾート地をのんびり散歩するとする。速度は時速3キロ。それを時速6キロに早歩きした場合、のんびりと散歩した場合の、倍の風景を眺めることができるのだ。または、半分に時間を圧縮したおかげで、別のことができる。むろん、時速10キロののんびりとしたサイクリングより、時速60キロの車の方が効率的なのは言うまでもない。旅行のスケジュールは綿密に立て、一切の無駄を排除するようにしている。スケジュールの空欄は一切許容できない。油田王とも形容される油売りの片鱗は、旅行の時には認めることができない。以前、タヒチに行った際、ラグーン内を一人で縦横無尽にシーカヤックを漕ぎ続け、大いに筋肉痛となった。(HK)

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