Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2013年9月20日(金) 「2020年」

2020年の東京オリンピック開催が決まった。この7年の間に、玉手箱の煙が全世界を覆い、その煙を奇跡的に私だけが浴びなかった場合、私の2020年のオリンピック出場の可能性も出てくる。全世界からの世界最低記録を更新せよと期待を一身に背負っていると思うと、武者震いが止まらない。クーラーが効きすぎている可能性もあるが。万が一、玉手箱から煙が発生しなかった場合、7年後は息子の通う小学校の運動会に出場して、普段の運動不足がたたり靭帯を損傷することとなるのだろうか。7年後のことはわからない。ただ確実に言えることは、死なない限り7歳年を重ねるのである。想像するのも恐ろしくなる人もいるだろうが、私のように完成された男は何ら恐れることもない。今でも極めて見るに堪えない者に、これ以上見るに堪えられなくなる余地はないからだ。とにかく7年後は東京オリンピック。大学でトルコ史を専攻したせいで、すっかりトルコに洗脳されたため、イスタンブル開催でも良かったのだが、東京と決まった以上は、どさくさに紛れて大宮駅から埼玉スタジアムまでの路面電車が出来上がったり、インフラが私にとって都合のいいものにならないかということに夢を見たい。(HK)

7年後の2020年、東京オリンピックが開催される。決定に至るまでの過程で、ややメディアが過熱しすぎではないかと思ったが、東京に決まったら、小躍りするくらい嬉しくて仕方がなかった(なんて単純なんだ)。7年後の自分の年齢を考えると、どんよりしてしまうので、それは避けよう。7年後、うちの子は中学1年生になっている。今でこそ、うるさいくらいおしゃべりな子どもも、その頃には、話しかけても単語でしか返ってこない反抗期真っ盛りなのではないかと不安もあるが、それはさておき、オリンピックという世界最大のイベントを、中学1年生という、多感な時期に経験できるのは、素晴らしいことだと思う。間違いなくチケットが高騰して、私のような庶民には手の届かない価格になるだろうが、今からお金を貯めておいて、一番安いチケットで、ぜひ、子どもと一緒にテニスを観に行きたいと思う。(M)

itoh.comトップ > エディターズ・ルーム > 2013年バックナンバー

go Pagetop