itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。
2013年5月31日(金) 「最近怒ったこと」
会社の電話に個人宛で投資マンションの電話が掛かるようになってしまった。入手した名簿から、私のことを、程よく野心家で、まるで関東平野のような大きな器を併せ持つ、将来豊富な資金力を有するであろう新進気鋭のビジネスマンと見抜いたその慧眼には全くもって畏れ入るが、「投資」という言葉に阿修羅と化す妻の存在が微塵も感じ取れないとは、おそらく営業は結婚という現実を知らないのだろう。怒り心頭に発しているのだが、人が良く、自己主張をあまりしない奥ゆかしく謙虚な私は、このような営業を断るのは非常に難儀する。全く関心のない人、関心があっても妻が家庭に控えている人に対して、何度も何度もしつこく営業電話する効果があるのだろうか。己ごときの話術で、私が籠絡されるとでも思っているのだろうか。私はいとも簡単に籠絡されても、我が家の最後の砦は難攻不落だ。電話掛けリストを上からつぶすだけで、目的と手段をはき違えているのではないかと喝破したいのだが、上手く断る自信がない。なので、電話に及び腰になり、周りに取り次がないようにしてもらっている。次こそ電話を堂々と受けて、逆営業を掛けるほどの勢いで、威圧的かつ、滔々と淀みなく、相手に付け入る隙を与えず「断る」と通牒したいところだが、電話を受けた第一声から震えた声で、吃りそうなのが悔しい限りだ。(HK)
愛煙家の方には申し訳ないが、私は日本一の嫌煙家である(自称)。マナーを守って吸っている人には感謝するが、歩きたばこをしている人や子どもたちがたくさん遊んでいるような公園で吸っている人を見るとモーレツに腹が立つ。といっても、根がチキンなので、せいぜい露骨に風上へと移動するくらいしかできないのがなんとも残念である。先日、あるホテルで行われた子ども向けのイベントに出かけた。すると入場を待つ列の横に喫煙コーナーが設けられていた。空調のせいで、煙は列を直撃、待っている間に髪の毛に匂いが付着するほどだった。たばこを吸っている人ではなく、ホテル側の配慮のなさに怒りを感じた。だが、繰り返すが、根がチキンのため、会場で言うことはせずに、家に帰ってからメールで苦情を送った。チキンなので(しつこい)丁寧に書いた。翌日、配慮に欠けたことを認め、次回は改めるという主旨の丁寧なメールが返ってきた。怒りはすっきりとした気分に変わっていた。対応というのは大切だなあと実感した。次回、どのように変更されているか、ぜひ確かめに行ってみようと思う。疑っているのではないが・・・(笑)。(M)