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2013年5月17日(金) 「アウトドア」
アウトドア派かインドア派かと言われれば、間違いなくインドア派である。長時間、太陽の光を浴びると、起き上がれなくなるくらい具合が悪くなる。紫外線も怖い。虫も怖い。私には、まったくアウトドアの要素がないのである。それでも子どものために、週末、お弁当を持ち、ピクニックに出かけたり、大きな公園に出かけたりする。そして必ず、帰ってから具合が悪くなる。いつからこんなに虚弱体質になったのだろうか。唯一、好きなのは森林浴である。空気の澄み方が違う。滝なんかあれば最高である。マイナスイオン、α波をたっぷり浴びるのは本当に気持ちいい。最近ではドライヤーや空気清浄機でマイナスイオンを発生させられるらしいが、やっぱり本物は違う。手軽に森林浴が楽しめる場所があればいいのになあ。(M)
アウトドア派を自認しているわけではない。かと言って、インドア派かというとそうでもない。家に籠りっきりというのは妻との時間の共有への恐怖ではなく、どうにも退屈で耐えがたいのだ。アウトドアには陽気なイメージがある。明朗快活な友人たちと爽やかにバーベキューなどを楽しんでしまう。大学時代のサークル仲間たちとテニスなんかをしてしまう。あまつさえ、克己心を試すために同好の士とともに山に登ってさえしてしまったりする。私は家にずっといることより、外を徘徊している方が好きなのだが、そこには陽気さはない。どうせ負けるのにサッカーをしに行く。どうせ負けるのにサッカーを見に行く。ドライブに行くものの、周りに見どころが少ないため、郊外のロードサイドをぶらぶら運転しっぱなし。理想の父親像を演出するために、子供を公園に連れて行こうものの、子供はすぐに歩くのに疲れて抱っこをせがむ。抱っこが苦にならない頃は、抱っこされるのを嫌がっていたくせに、相当重くなった今せがむのはいかがなものか、私のカモシカの足のような腕は筋肉痛で悲鳴を上げる。ただ、家に籠ることよりかははるかに好きなのである。陰気なアウトドア派なのだ。(HK)