Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2013年2月22日(金) 「バレンタイン」

男の子の親となり、バレンタインは違う意味で緊張する日になってしまった。まだ小さい子どもだが、これから先、彼にとって、バレンタインがどんな日になるのか。幸い(?)子どもの通っている園は、チョコなどの持込は禁止されていた。安堵するのはなぜだろう(笑)。結局、近所の女の子から1個、クラスの女の子から1個、頂くことができた。両方とも手作りというから、ありがたい限りだ。しかしHKのエディターを読んで「5倍返し」という言葉を初めて知った・・・。それこそ、笑顔でなんとかならないものだろうかと今から危惧している。(M)

今年もバレンタインが無事に過ぎ去った。唾棄すべき商業主義の象徴と主張していたが、内心は期待していることは否定するものではない。特に小学生から大学時代にかけては、本命チョコを期するものがあった。期待しすぎたきらいもある。ただ結局は、直接その存在を目にしたことはないので、今では本命チョコの存在は都市伝説の域を出なかったのだと信じている。義理チョコなら存在する。会社に女性がいるおかげで、毎年もらうことができるからだ。私にチョコをくれる方々の心配りに嬉しくもあり、恐縮してしまうのだが、現実に立ち返れば、家庭へホワイトデーでお返しするための経費申請にやや心は重くなってしまうのも事実だ。噂によればホワイトデーは5倍返しだというが、あくまで本命チョコに適用される法則であって、さらには給料3か月分の結婚指輪と同様にバブル時代に浮かれた男たちの暴走行為であり、不況真っ只中に生き続けた我々世代が踏襲するいわれはない。義理チョコをくれた方たち声をかけられたら、5%くらい笑顔を上乗せする程度では許されないだろうし、そもそも気持ち悪がられる。物品に感謝の気持ちを刻み付けて、お返ししたい。(HK)

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