Editor's Room

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2013年1月11日(金) 「おみくじ」

おみくじは、だいたい毎年引いてみるが、「凶」を引いたことも「大吉」を引いたこともない。たいてい「小吉」か「吉」である。待ち人は「いずれ来る」、転居「よし」、試験「努力すれば実る」的な、さしさわりのないことが(笑)書かれている。内容を覚えているくらいなら、引かなければいいと思うのだが、どうして毎年引いてしまうのだろうか。木の枝に結びつけても、基本、不器用なので、不恰好な感じで結び付けられたおみくじが木に残されるだけだ。ここまで書いて、来年は絶対におみくじを引かないと決意した。あの吸い寄せられるようなナゾの魅力に打ち勝つ強い自分を1年かけて、培いたい。(M)

おみくじは毎年引く。万策尽きて神頼みというわけではなく、年始の恒例みたいなものだ。別に大吉を引いたところで、一年間良いことが起こり続けるわけでもなく、凶を引いて悪いことばかりということもないので、どんな結果であろうと、動じず、無表情で一瞥して、ささっと境内の結んでいるときには、結果を忘れている。そういう淡白かつ堂々とした男になりたいものだが、口惜しいことに私は小心者である。凶なんて引こうものなら、恐れおののき、おみくじを引き直す。逆に大吉を引いたら、3日くらいは意気揚々と天下取りの気分を味わう(3日くらいで何かしらの失敗をして挫ける)。今年は小吉だった。慎ましく生きたい。(HK)

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