Editor's Room

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2012年9月7日(金) 「トランプ」

トランプは大好きなのに、最近、めっきり機会が減った。エディターHKも書いているが、「大貧民」は本当に楽しい。人によっては「大富豪」とも言う。微妙に人や地域によって、呼び方やルールが異なったりするのもまた一興。私が友だちとよくやっていたのは、この「大貧民(大富豪)」と「ナポレオン」である。飽きもせずに、負けても勝っても、延々と遊び続けられる。頭も使うし、空気も読む。相手の出方を予測しながら、出ていないカードを推測する。勝負の後に「こういう手で勝ちを狙っていた」「こういう手で来ると思ったから」とか種明かしするのも楽しい。なんと知的なゲームなのだろう。小学生の甥っ子に夏休みに会ったのだが、WiiやDSに夢中で少し驚いた。今どきは普通なんだろうけど。確かにやってみると面白いしハマるのだけど、もっとシンプルにトランプで遊ぶのもいいんじゃないかなと老婆心ながらに思った。何より、安いしね。(M)

修学旅行など泊まりがけのイベントの際、必ず誰かがトランプを持ってくる。一夜の人気者になろうと醜い魂胆であるが、英雄として我々が持ち上げてしまうのは揺らぎない事実だ。彼の術中にはまり、夜更けまでトランプにしてしまう。三国志演義に例えると、彼は諸葛孔明であり、我々は兀突骨や木鹿大王(孟獲ほどではない)ということになるだろうが、自分で書いてみて、この例えでは全く意味が分からない。話しを戻すが、こうした場でやる大貧民は実に楽しい。なぜこんなにも楽しいゲームを日常生活ではしないのか。やはり場の影響なのか。大人になって、こうした場がなくなったのは少し寂しい。(HK)

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