Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2012年8月31日(金) 「2学期」

夏休みが終わると、当然2学期が始まる。2学期が本当にイヤだったのを思い出す。子どもの頃は良い子だったので、夏休みの宿題は7月中に終わらせていた。おかげで、一切、勉強をしない8月の後、突然、学校に行き、授業を受けなくてはいけないという地獄が待っていた。サザエさんのカツオのように、8月末に必死に宿題を仕上げたほうが、なんとなくスムーズに新学期を迎えられるのではないだろうかとすら思う。子どもには「早く宿題、やっちゃいなさい!」と言わないようにしようと思う。(M)

二学期は中途半端である。中途半端に長い。三学期制の真ん中という中途半端。三学期に挽回の機会があるからと、成績もまた中途半端。気候は中途半端。運動会の結果も、徒競走で八人中五位と中途半端である。類は友を呼ぶとばかりに、外見も内面も中途半端な友人が私の誕生日を祝いに家に来ては、ファミコンで中途半端な面白さの野球ゲームをする。私は中途半端な強さの広島カープで、中途半端な成績の四番打者小早川毅彦、先発には中途半端な四番手あたりのローテーションの長冨浩志を起用する。対戦相手は中途半端な日本ハムファイターズである。ただ、中途半端に気楽で、中途半端に楽しいのも二学期である。(HK)

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