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2012年7月20日(金) 「女子サッカー」
大半の男がそうであるように、私も「女子が好き」という事実を否定することは、理性によって許されるものではない。だが、そうした明確な事実を別としても、「なでしこジャパン」など女子サッカーの試合を見るのは面白い。昨年のワールドカップ優勝で女子サッカーを見る人は急激に増えたが、私は2004年ころから見ていると言えば、何やら有名なバンドをインディーズ時代から応援していたファンみたいな言動になって癪である。女子サッカーの最高レベルでも男子だと中学生サッカー部レベルと言われているが、レベル以外にも楽しめる要素がいくらでもあることは、最近のなでしこジャパンブームが証明しているだろう。話しは変わるが、何年も前の話だが、自分の所属する草サッカーチームと、全日本高等学校女子サッカー選手権大会で優勝したこともある強豪の高校女子サッカー部と練習試合をしたことがある。女子高生と触れ合える貴重な機会ということで大いに浮ついて試合に臨んだのだが、「大人げない」「男女同権」をモットーに掲げ、辛うじて勝利を収めることができた。だが、うまい選手は多かった。特に相手チームのエースは女王として君臨し、ボールを奪おうと近寄ったところで、簡単にかわされて、私は地に這いつくばるしかなかった。だが、うまいうまいといっても、、なでしこジャパンのレベルが男子中学生レベルだとすれば、対戦した相手はそれよりも劣る。その相手に辛勝している我々のチームのレベルは男子小学生レベルなのではないかという現実を突き付けられることとなった。(HK)