Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2012年5月25日(金) 「東京スカイツリー」

スカイツリー・・・。きっと私が上ることはないだろう場所。その理由は・・・あの入場料の高さである。上に行くだけで3000円!!スカイツリーもすごい高さなら、入場料もすごい高さである。たとえば4人家族(大人2人子ども人)で行ったら、1万円弱かかる計算になる。もう少し安くならないものだろうか・・・。それに何だか最近、東京タワーが寂しそうに見える。スカイツリーが人気の今だからこそ、あえて東京タワーに行きたい。昭和生まれには、やはり東京タワーが東京のシンボルなのかもしれない。といっても、貧乏人の遠吠えにしか聞こえないのが、悲しいところだ。(M)

沿線出身者だから腹立つことだが、東武伊勢崎線のイメージは悪い。「ダサイ」「垢ぬけない」「田舎くさい」。全くもって失礼千万だが、私が子供のころは真っ赤な京急、青色がさわやかな小田急、都会的な銀色の電車が走る東急と同時代に、デザインという概念を全く知らないと言っても過言ではないクリーム色一色の電車が走っていた東武なので、いたしかたない。不動産広告ではあまりにイメージが悪いと直通運転していた日比谷線沿線(例:日比谷線春日部駅)と詐称されたりもした。そんな東武鉄道が掴んだ「オシャレ」への切符。それが「東京スカイツリー」である。ただ浮かれすぎてしまった感がある。東武伊勢崎線を「東京スカイツリーライン」、業平橋駅を「とうきょうスカイツリー駅」と改称してしまった。これでは沿線で見るべきものは東京スカイツリーしかないと言っているようなものである。渋谷ヒカリエが開業したからといって、東急東横線が東急ヒカリエラインに改称すると思えるか。東武鉄道がこれほどまでに浮かれていることを考えると、第二候補地のさいたま新都心に建設された方がよかったのではと思ってしまうが、埼玉県のことだ。東武鉄道以上の浮かれっぷりに、県民として深く恥じ入ることになっていただろう。(HK)

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