Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2012年4月13日(金) 「駅弁」

あまり旅行にも行けないので、駅弁を買う機会は多くない。だが、ときどきテレビで見かける「駅弁特集」を見ては、ひとり心躍らせている。土地柄が反映されているもの、アイデアが活かされている物など、駅弁の世界は奥が深い。新幹線に乗り合わせて、隣の人がご当地駅弁を開き、こちらがその辺で買ったお弁当のときの敗北感といったら…。「じーーーー」っと見ることもできないので、チラチラ横目で見ながら、品定めしている自分に気づく。どうしようもなく情けない気分になる(笑)。ちょっとケチったばっかりに、ちょっと時間がなかったばっかりに…と後悔の嵐である。そういうことがないように今度は、温めるタイプの駅弁を食べてみよう。今年中に実現するだろうか。(M)

駅弁のない列車の旅は、画竜点晴を欠く。特急や新幹線に乗る前はほぼ必ず駅弁を買う。時間帯は関係ない。駅弁の風情は良い景色を見ながら食べることと東海林さだお氏が書いていたような曖昧な記憶があるが、私の場合は東京駅から東海道新幹線に乗って、品川駅に到着するころには食べ切ってしまう。ビル群や山手線などの景色に目も向けず、一心不乱に駅弁を貪り食う。風情などあったものでない。だが、駅弁を食べたくなる。なぜかコンビニ弁当などでは決して代用できないのだ。(HK)

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