itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。
2012年3月16日(金) 「 卒業式 」
卒業式というと制服の第二ボタンである。獰猛な肉食女子が卒業生男子の第二ボタンを奪わんと群れとなって襲いかかるというが、実家のどこかに眠っているかもしれない私の制服にはしっかりと第二ボタンは取りつけられている。私のあまりに近付きがたい神々しさのおかげかもしれないが、中高男子校に通っていたおかげである。もし私が共学の学校に通っていたら、我も我もと群がってくる後輩女子を掻き分けることなく、自らボタンを処分して虚勢を繕わなければならなかった。また、虚勢が露見した時の忸怩たる思いもする羽目になることもなかったので、男子校に通って正解だった。その代わり、卒業式の思い出はまるでない。(HK)
卒業式。なんと切ない響きだろう・・・。だが、切なくなるような思い出がひとつもない。なんとも悲しいではないか。HKが書いているような第2ボタンがどうこうということもなかったし(HKもなかったようだが)、大好きな先輩が卒業してしまう・・・悲しい・・・なんてエピソードもない。残念だ。だからなのか、卒業に関する曲が好きなのは。さっき、これを書くためにレミオロメンの「3月9日」を聞いてみた。特に思い出もないのに、切なくなった。卒業式マジックだろう。卒業式の思い出を作るために、どこかに入学してみたくなった。(M)