Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2012年1月20日(金) 「アミューズメントパーク」

去年の秋、子どもを連れてキッザニアに行ってきた。子どものほうが入場料が高いという珍しいアミューズメントパークだ。期待して行ったが、期待以上に本当に楽しい場所だった。ご存知の方も多いと思うが、キッザニアは、子どもがいろいろなお仕事をして、「キッゾ」というお金を稼ぐというシステムになっている施設。お仕事は、生ハイチュウ(賞味期限1週間・一番人気)、ヤクルトの研究、お医者さん、歯医者さん、宅配便屋さん、ソフトクリーム屋さん、消防士さん、テレビ局のキャスターなど、数多くある。ビルの建設現場だって体験できる。子どものみブースの中に入り、保護者は外で見物。コスチュームもしっかりしていて、見ているほうも楽しい。こういうのが子ども時代にあったら、楽しかっただろうなあと思った。でも今からだって、いろんな仕事、経験するのは楽しそうだ。大人バージョンがあれば、ぜひ行きたい。(M)

若い頃、大いにモテすぎたためにディズニーランドへ散々行き飽きた話しを披露したいところだが、あまりに嫌味になるため、またそうした事実はまるでないため、断念する。ディズニーランドに行ったのは、小学生の頃に1回、結婚後妻に連行されての2回のみ。その間、社会との交わりを絶ち、孤高の男として日々精神の昇華に勤しんでいた結果、同じく孤高の道を歩む同志たちとともに浮ついた心でディズニーランドへ行く連中を唾棄していたものだ。ディズニーランドに限らず、遊園地に行ってもあまり乗るものはない。私は優秀なスパイがそうであるように警戒心が非常に強い。よって絶叫マシーンには乗らない。幸いなことに絶叫マシーンに乗ることを強要するお調子者と友情の契りを交わさないので、乗る機会もない。優雅で気品溢れる紳士としてゆったりとしたアトラクションを愉しむ。周りは絶叫マシーンに乗れないような幼い子どもばかりだが、おそらく大人びた子どもなのだろう。(HK)

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